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面接の頻出質問

「希望しない部署に配属されたら?」公務員面接の答え方と例文・新卒が配属されやすい部署

「希望する部署に配属されない場合は?」「希望と違う部署だったら?」——聞き方は違っても、確かめられているのは「異動のある組織で長く働けるか」。即答で受け入れ、希望外の部署で得られるものを具体的に語れれば合格点です。

FIRST WORDS

最初の一文は、これで決まり

「はい、配属先は組織のご判断に従います。」

そのうえで、面接官が確かめている3つのこと

  1. 1柔軟性希望と違っても前向きに適応できるか数年ごとの異動がある組織で、変化を嫌がらないか。
  2. 2覚悟「住民のため」が本気か個人の希望より、公共の利益を優先できるか。
  3. 3ストレス耐性慣れない部署でも崩れないか負荷の高い部署でも、感情を整えて仕事を続けられるか。

監修:青島一平(元県庁職員・AI公務員予備校 代表)|公開 |更新

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Placement

新卒が配属されやすい部署

最初の配属は、市役所なら窓口・税・福祉など住民と直接向き合う部署、県庁なら地域の出先機関が多いとよく言われます。行政の仕事の基本(法令に沿った正確な事務と住民・市町村とのやり取り)を現場で覚えられるからです。ただし配属の方針は自治体によって違うので、あくまで傾向として見てください。

市役所の場合

市民課・戸籍住民課主な仕事住民票・戸籍・マイナンバーカードの手続き新卒が多いと言われる理由市役所の仕事の入口。正確な事務と窓口対応の基本を覚えられる身につく力(回答のSTEP 2で使える)正確さ、住民への説明の力
税務課(課税・収納)主な仕事住民税・固定資産税の課税、納付の相談新卒が多いと言われる理由扱う件数が多く人手が要る。税は行政の財源の土台身につく力(回答のSTEP 2で使える)制度を読む力、納付に困る事情を聞く力
保険年金課主な仕事国民健康保険・国民年金・後期高齢者医療の手続き新卒が多いと言われる理由制度が複雑で、住民からの問い合わせが多い身につく力(回答のSTEP 2で使える)制度をかみ砕いて伝える力
福祉の部署(生活保護・障害・高齢)主な仕事ケースワーク、相談、給付の手続き新卒が多いと言われる理由若手が担う自治体も多いと言われる。住民の暮らしの実情を知る部署身につく力(回答のSTEP 2で使える)寄り添う力、関係機関との調整
子育て支援・保育主な仕事児童手当、保育所の入所、子育ての相談新卒が多いと言われる理由申請の時期に手続きが集中し、窓口の対応が多い身につく力(回答のSTEP 2で使える)制度を届ける工夫、相談を受ける力

県庁の場合

県税事務所主な仕事自動車税・不動産取得税・個人事業税の課税、納税の相談新卒が多いと言われる理由本庁ではなく地域の事務所から始まる人が多いと言われる。税は県の財源の土台身につく力(回答のSTEP 2で使える)制度を読む力、納税者への説明の力
保健福祉事務所(保健所)主な仕事福祉・医療・食品衛生などの許可や手続き、相談新卒が多いと言われる理由県の仕事の中でも住民と直接向き合う数少ない窓口身につく力(回答のSTEP 2で使える)住民対応、専門職と組んで仕事を進める力
土木事務所・農林事務所主な仕事道路・河川の管理、用地の取得、補助金の事務新卒が多いと言われる理由事業の現場で、市町村・地元・業者との調整を覚えられる身につく力(回答のSTEP 2で使える)現場の感覚、関係者との調整
本庁の庶務・経理の係主な仕事予算・経理・文書の管理新卒が多いと言われる理由課の運営を支える係で、若手が担うことも多い身につく力(回答のSTEP 2で使える)県の仕事の仕組みを内側から見る力、正確さ

配属はこう決まる

  1. 01希望

    自己申告で希望は出せる

    多くの自治体で、希望する分野を書く自己申告の仕組みがあります。ただ、出せることと通ることは別です。

  2. 02人事の判断

    適性・人員・育成で決まる

    どの部署に何人必要か、若手に何を経験させたいかを踏まえて、人事が決めます。本人の希望はその材料の一つです。

  3. 03異動

    数年ごとに分野が変わる

    一般行政職は、数年ごとにまったく違う分野へ異動するのが前提です。最初の配属は長い職業人生の一歩目にすぎません。

だから「希望しない部署に配属されたら?」と聞かれる

希望どおりにいかないのが当たり前の組織だからこそ、面接官は「そのときどう振る舞うか」を確かめます。面接官自身も、希望どおりの配属ばかりではなかったはずです。この質問は、志望動機がどこまで本気かを試す質問でもあります。

配属の実態は自治体ごとに違う

どの部署に新卒が多いかは、自治体の規模や人事の方針で変わります。受験先の説明会・職員の座談会・採用パンフレットの「先輩職員の配属先」で確かめておくと、答えにも具体性が出ます。

部署ごとの仕事の中身は 県庁・市役所の部署一覧 で詳しく見られます。

Template

回答の型:3ステップで約1分

「どの部署でも頑張ります」だけでは合格できません。この順に当てはめれば、40秒〜1分でぶれずに答えられます。時間の半分を、STEP 2の「希望外の部署で得られるもの」に使います。

この聞き方は、すべて同じ質問です

  • 「希望しない部署に配属されたらどうしますか?」
  • 「希望する部署に配属されない場合はどうしますか?」
  • 「希望の部署に配属されなかったら?」
  • 「希望と違う部署に配属されたら?」
  • 「希望の配属先に行けなかったら?」
  • 「どの部署でも大丈夫ですか?」

面接官によって言い方は変わりますが、答え方はこの型で共通です。

1分の回答の時間配分合計 約60秒
受け入れる
得られるもの
強みで貢献
  • 1. 受け入れる0〜10秒
  • 2. 得られるもの10〜40秒
  • 3. 強みで貢献40〜60秒
  1. STEP 1約10秒

    配属は組織の判断に従うと即答する

    最初の一言は迷わず「はい」。ここで「でも……」と条件を付けたり間が空いたりすると、「本当は嫌なんだな」と受け取られます。

    「はい、配属先は組織のご判断に従います」

  2. STEP 2約30秒

    希望外の部署で何が身につくか

    回答の核心。「その部署でこういう力がつく」「それが将来の○○に活きる」と、前向きな理由を具体的に。部署どうしのつながりや志望先の課題に触れると、調べてきたことが伝わります。

    「福祉の窓口で住民の困りごとに向き合う経験は、まちづくりを考えるうえでも欠かせない視点になります」

  3. STEP 3約20秒

    どの部署でも使える強みで締める

    聞く力・粘り強さ・調整力など、環境が変わっても発揮できる強みで結びます。配属の不安を「成長の機会」に言い換えて見せます。

    「どの部署でも、まず仕事を一日でも早く覚え、住民の方に信頼される職員を目指します」

よくある失敗:希望部署の熱意を先に長く語る

希望部署への思いを長く話してから「でもほかの部署でも……」と付け加えると、未練がましく聞こえます。受け入れる一言を必ず先に置きます。

よくある失敗:「異動は理解しています」で終わる

知識を披露するだけでは、「で、あなたはどうするの?」が抜けています。STEP 2とSTEP 3まで必ずセットで話します。

Examples

「希望の部署に配属されなかったら」例文7パターン

自分に近い立場を選んでください。色は回答の型のステップです。構成(受け入れる→得られるもの→強みで貢献)はそのまま使い、赤の「得られるもの」と緑の「強み」を自分のものに置き換えます。

  • STEP1 受け入れる
  • STEP2 得られるもの
  • STEP3 強みで貢献

まちづくりに関心がある学生が、福祉の窓口を例に答える

面接官希望しない部署に配属されたらどうしますか?

受け入れるはい、配属先は組織のご判断に従います。

得られるもの私はまちづくりに関心がありますが、住民の生活を支えるうえでは、どの部署の業務もつながっていると考えています。たとえば福祉の窓口で住民の困りごとに直接向き合う経験は、将来まちづくりの施策を考えるうえでも欠かせない視点を与えてくれるはずです。

強みで貢献どの部署に配属されても、まず目の前の仕事を一日でも早く覚え、住民の方に「相談してよかった」と思っていただけるよう全力で取り組みます。

例文はそのまま使わない

面接では、自分の言葉で語れるかどうかが見られます。流れだけを借りて、例に出す部署・志望先の施策・自分の強みを置き換えましょう。個人面接なら1分前後、集団面接なら30〜40秒が目安です。

Why

面接官がこの質問で見ている3つのポイント

公務員は数年ごとに異動する組織です。市役所なら観光・福祉・税務・土木と、まったく違う分野を渡り歩くのが当たり前。面接官は「この人は組織の一員として長く活躍できるか」を3つの角度で見ています。

  1. 01柔軟性

    希望と違っても前向きに適応できるか

    「自分のやりたいこと」と「組織が求める役割」が食い違ったとき、前向きに切り替えられるか。変化を嫌がる人は長続きしないと判断されます。

  2. 02組織貢献の覚悟

    動機が「住民のため」になっているか

    「特定の仕事がしたい」ではなく「住民のために働きたい」という動機があるか。個人の希望より公共の利益を優先できるかを見ています。

  3. 03ストレス耐性

    慣れない部署でも崩れないか

    不慣れな業務や負荷の高い部署でも、感情を整えて仕事を続けられるか。「仕事が合わなかった」は早期離職の理由としてよく挙がります。

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By job

職種別:「希望しない部署」はここが違う

公務員と一口に言っても、職種によって「希望外の配属」が意味するものはまったく違います。自分の志望先に合った視点を一つ入れるだけで、答えの具体性が上がります。

地方公務員(県庁・市役所)希望外になりやすい配属(例)生活保護のケースワーカー、税の徴収、用地交渉など住民との対立が起きやすい部署押さえる視点窓口でも内部の事務でも、住民の生活を支えている点は同じ使えるひと言「現場を経験するからこそ見える課題があり、そこで培った力は次の部署でも活きると考えています」
国家公務員希望外になりやすい配属(例)本省での長時間の勤務、地方の出先機関、全国規模の転勤押さえる視点政策をつくる本省と、実行する出先の両方を経験するから実効性のある施策が作れる使えるひと言「出先で住民の声を直接聞いた経験が、本省で政策に携わるときの土台になると思います」
警察官希望外になりやすい配属(例)ほぼ全員が交番などの地域の勤務から。刑事・交通・警備などは実績を積んだ先押さえる視点まず交番で基礎を固める謙虚さ。そのうえで将来の専門を矛盾なく語る使えるひと言「交番で地域の方と信頼関係を築くことが、どの部門に進んでも警察官の基盤になると思います」
消防官希望外になりやすい配属(例)消火隊だけでなく救急隊、予防(建物の査察・指導)、総務など押さえる視点「命を守る」という目的から外れる配属はない。部門の経験が互いに活きる使えるひと言「救急の現場で得た経験は予防の仕事にも活かせますし、どの部門でも市民の命を守る使命は同じです」
教員希望外になりやすい配属(例)担当教科以外の校務分掌(生活指導・教務・進路指導など)、離島・過疎地への異動押さえる視点学校は一つの組織。校務分掌も学校運営への参加。どの地域の子どもにも教育を届ける使えるひと言「生徒の成長に関わるという意味では、授業も校務分掌も同じだと考えています」
大学職員希望外になりやすい配属(例)教務・総務・研究支援・国際交流・広報・キャリア支援など、部署ごとに仕事がまったく違う押さえる視点「大学の発展」という共通の目標に、いろいろな角度から関われることを楽しめるか使えるひと言「教務で学生の声を聞いた経験は、広報で大学の魅力を伝えるときにも活きると思います」

警察官の配属先(部門)の一覧

都道府県警察の主な部門です。警察学校を出たあとは地域部(交番など)から始まり、実績と本人の希望、組織の判断で専門の部門へ進みます。部の名前や分け方は都道府県によって少し違います。

地域部(交番・駐在所・パトカー)主な仕事パトロール、地域の方の相談、事件・事故の初動対応面接で語るときの視点すべての警察官の出発点。地域との信頼がどの部門でも基盤になる
刑事部主な仕事殺人・強盗・詐欺などの捜査、鑑識面接で語るときの視点交番で小さな異変に気づく経験が、捜査の力の土台になる
生活安全部主な仕事少年の非行防止、ストーカー・DV、サイバー犯罪の対策面接で語るときの視点被害を未然に防ぐ仕事。地域と関わる経験が活きる
交通部主な仕事交通の取り締まり、事故の捜査、交通安全の啓発面接で語るときの視点命を守る仕事という点は同じ。事故を減らす予防の視点
警備部主な仕事災害の警備・救助、要人の警護、テロ対策面接で語るときの視点大規模な災害で住民を守る部門。規律と体力が求められる
警務部・総務部主な仕事採用・教育・会計・広報など組織を支える仕事面接で語るときの視点現場を知る警察官だからこそ、組織を支える仕事ができる

部門ごとの仕事の中身は 警察の部署一覧 で詳しく見られます。警察官の例文は、上の例文のタブ「警察官」にあります。

NG

やってはいけないNG回答3つ

何がダメなのかを知っておくだけで、うっかり地雷を踏むおそれは大きく減らせます。次の3つは、面接官の評価を確実に下げる答えです。

  1. NG 1

    条件つきで受け入れる

    「まずは頑張りますが、長く希望が通らない場合は、異動の希望を出したいと思います。」

    なぜダメか:「頑張りますが」の時点で条件つき。「少し我慢するけど、限界が来たら文句を言う人」に映ります。異動希望を出すのは入庁後の自由ですが、面接の場で持ち出すと覚悟がないと取られます。

    こう直す:最初の一言は条件を付けずに「はい、従います」。希望は、聞かれたときに柔軟さとセットで伝える。

  2. NG 2

    退職・転職をにおわせる

    「やりたいことができない環境が続くようであれば、キャリアを見つめ直す必要があるかもしれません。」

    なぜダメか:面接官は「この人は辞めるかもしれない」とすぐに判断します。採用にはコストがかかるので、早く辞めそうな人を採るのは組織にとって大きな損失です。

    こう直す:どんな配属でも続ける前提で話す。「希望外の部署で得られるもの」を具体的に言えれば、不安は消える。

  3. NG 3

    中身のない「どこでもいいです」

    「特にこだわりはありません。どの部署でも与えられた仕事を頑張ります。」

    なぜダメか:従順に見えても、「じゃあなぜうちなの?」が残ります。志望動機で語った熱意と矛盾し、「面接用に答えているだけ」と思われます。

    こう直す:柔軟さは見せつつ、希望外の部署で何を得たいか・どの強みで貢献するかを自分の言葉で添える。

Follow-up

深掘り質問5つと切り返し

「従います」と答えたあと、面接官はさらに突っ込んできます。ここでの受け答えが合否を分けることも少なくありません。

  1. 1「具体的にどの部署を希望しますか?その理由は?」

    志望動機との一貫性と、自治体研究の深さを見ています。希望は正直に伝えてよい。ただし理由のあとに「ほかの部署にも関心があります」と柔軟さを添えます。

    例「子育て支援の部署を希望します。大学で児童福祉を学んだからです。ただ、税や窓口の仕事も住民の暮らしを知るうえで経験したいと考えています。」

  2. 2「苦手だと感じる業務はありますか?」

    自己分析の客観性と、弱点への向き合い方を見ています。「ありません」は不自然。苦手を認めたうえで、補う方法をセットで話します。

    例「数字を扱う細かい作業は得意ではありません。そのため、ダブルチェックの手順を自分で決めて、ミスを防ぐようにしています。」

  3. 3「希望の部署に行ける確率は高くありません。それでもうちを選びますか?」

    揺さぶって志望度がぶれないかを試しています。「はい、選びます」と即答し、志望動機が配属に左右されないことを示します。

    例「はい、選びます。特定の部署ではなく、この市で住民の暮らしを支える仕事そのものに魅力を感じて志望しています。」

  4. 4「10年間、希望が叶わなかったらどうしますか?」

    極端な状況を突きつけて、覚悟の「底」を見ています。価値観の軸を動かさないことが最大のポイントです。

    例「配属先がどこであっても、住民の役に立てている手応えは必ずあると思います。その場所で信頼される職員になることが、私にとっての充実です。」

  5. 5「前職を辞めたのは、仕事が希望と違ったからではないのですか?(社会人)」

    同じ理由で公務員も辞めるのでは、という懸念です。退職の理由を「配属への不満」と切り分け、志望動機との一貫性を示します。

    例「業務の内容ではなく、制度の側から地域を支える仕事がしたいと考えたことが転職の理由です。前職でも希望外の部署で成果を出してきました。」

深掘りでいちばん避けたいのは「沈黙」と「前の答えとの矛盾」

面接官は答えの一つひとつを照らし合わせて、「この人は一貫しているか」を見ています。志望動機・自己PR・退職理由と、この質問への答えが一本の線でつながっているかを、事前に確かめておきましょう。

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この深掘りを、本番の前にAIで練習する

「従います」と言えても、「10年間希望が叶わなかったら?」で詰まれば台無しです。AI公務員予備校なら、あなたの受験先に合わせて回答づくりから、声での深掘りの練習までできます。

  • 面接回答作成AIチャット(使い放題)「希望しない部署に配属されたらどうしますか」と質問を指定すると、受験先に合わせた回答案・★評価・改善案と、次に聞かれそうな質問3つが返ってきます。
  • AI音声模擬面接(15分)深掘りしてほしいテーマに「希望しない部署への配属」「異動への考え方」を入れておくと、AI面接官が声で深掘りしてきます。終わると評価レポート(PDF)が届きます。
  • ES作成AIチャット(使い放題)面接カード・ESの「希望する部署とその理由」などの設問を指定すると、受験先に合わせた回答案・★評価・改善案が返ってきます。
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自分の答えを、AIに採点してもらう

無料体験のES採点なら、受験先と設問を入れて自分の答えを貼るだけで、AIが点数と直すところを返してくれます。面接で話す内容も、文字にして貼れば確かめられます。

  1. 1受験先(例:○○市 一般事務)を入れる
  2. 2設問に、下の文をコピーして貼る
  3. 3自分の答えを貼って採点する

設問に貼る文希望しない部署に配属された場合、どのように取り組みますか。

Brush up

回答を仕上げる3つのコツ

  1. 01

    志望先の具体的な課題を絡める

    「○○市は高齢化で福祉の需要が増えていると伺いました。どの部署にいても、この課題から目を背けることはできないと思います」と言えれば、研究の深さと当事者意識が伝わります。

  2. 02

    「正直な戸惑い→前向きな転換」を入れる

    最初から「全然平気です」と言い切ると嘘くさく聞こえることがあります。「正直、最初は戸惑うかもしれません。しかし……」と一瞬の本音を挟むと、人間味のある答えになります。

  3. 03

    志望動機・自己PRと矛盾させない

    志望動機で「○○の施策に携わりたい」と強く語った直後に「どの部署でも構いません」と答えると矛盾します。志望動機とこの答えが一本の線でつながっているかを確かめます。

話す前の最終チェック

  • 最初の一言が条件なしの「はい、従います」になっている
  • 希望外の部署で得られるものを、部署の例を挙げて具体的に言える
  • どの部署でも使える自分の強みで締めている
  • 特定の部署を名指しで嫌がっていない
  • 志望動機・面接カードの希望部署と矛盾していない
  • 声に出して1分前後(集団面接なら30〜40秒)に収まる

Q&A

「希望しない部署」のよくある質問

希望部署を聞かれたら、正直に答えていいのですか?

はい、正直に答えて問題ありません。むしろ「特にありません」と言うと主体性がないと思われるおそれがあります。大切なのは、希望部署を伝えたうえで「ほかの部署でも前向きに取り組む」という柔軟さをセットで見せることです。

新卒の最初の配属は、希望が通りますか?

自己申告などで希望は出せますが、通るとは限りません。最初の配属は、窓口・税・福祉など住民と接する部署に新卒が多いとよく言われます。ただし配属の方針は自治体によって違うので、説明会や職員の話で確かめてください。どこに配属されても答えが崩れないよう、この記事の型で準備しておくのが確実です。

「生活保護のケースワーカーは嫌だ」と思っていても、隠すべきですか?

面接の場で特定の部署を名指しで拒否するのは避けてください。面接官がまさにその部署の経験者かもしれません。「不安はありますが、住民に寄り添う経験は自分を成長させてくれると思います」と、不安を認めつつ前向きに言い換えるのが最善です。

この質問には即答したほうがいいですか?

冒頭の「はい、配属は組織の判断に従います」は即答してください。ここで間が空くと「本当は嫌なんだな」と受け取られます。その後の理由は、少し考えて丁寧に話しても問題ありません。最初の一言で覚悟を見せ、そのあとに具体的な考えを添えるリズムが理想です。

面接カードに「希望部署」を書く欄がある場合は?

素直に希望部署を書いて構いません。面接カードは面接のたたき台なので、希望を書くこと自体はマイナスになりません。ただし「この部署以外だったら?」と必ず聞かれる前提で、書いた内容と口頭の答えが食い違わないよう準備しておきましょう。

→ 「やってみたい仕事」欄の書き方

例文をそのまま暗記して話しても大丈夫ですか?

丸暗記はおすすめしません。暗記した答えは棒読みになりやすく、深掘りで崩れます。3ステップの型を覚え、自分の経験を当てはめて骨格を作ってください。骨格さえあれば、本番では自然な言葉で話せます。

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入庁後の仕事は、3問セットで聞かれる

「やってみたい仕事」「10年後のキャリアプラン」「希望しない部署に配属されたら」は、入庁後の働き方を別の角度から確かめる質問です。やってみたい仕事と10年後の姿を語ったうえで、希望が通らないときの構えまで、軸をそろえておきましょう。

職種別の面接対策

青島一平

この記事の監修

青島 一平 AI公務員予備校 代表

  • 元県庁職員(知事直轄の部署などで5年)
  • 博士(神戸大学大学院)
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