【自治体研究】札幌市役所
※本ページは、自治体の最上位計画等に基づいて作成しています。間違いのないように細心の注意を払っていますが、最終的な情報の正確性については、ご自身でのご確認をお願い致します。
▶ 面接対策用 ◀
札幌市の自治体研究<完全版>
札幌市の最重要計画『第2次札幌市まちづくり戦略ビジョン』から、札幌市の将来像や重点戦略を徹底調査!
1. 計画全体が目指す「将来像」 本計画は、札幌市のまちづくりの基本的な指針として策定されており、計画期間は令和4年度(2022年度)から令和13年度(2031年度)までの10年間です。 【目指すべき都市像】 「ひと」「ゆき」「みどり」の織りなす輝きが、豊かな暮らしと新たな価値を創る、持続可能な世界都市・さっぽろ 2. 将来像を実現するための重点戦略 人口減少や構造変化に影響されず持続的に成長するため、以下の戦略的な施策(プロジェクト)を設定しています。 ● ユニバーサル(共生)プロジェクト:障壁を取り除き、全市民の利便性向上を図る。 ● ウェルネス(健康)プロジェクト:生涯を通じた健康づくりと社会参加の場を充実させる。 ● スマート(快適・先端)プロジェクト1:DXやスマートシティ推進を通じた産業競争力の強化。 ● スマート(快適・先端)プロジェクト2:ゼロカーボン推進と雪の積極的利活用。 ● 人口減少緩和プロジェクト:雇用の創出、結婚・出産の希望実現、住み続けたくなる都市づくり。
▶ もっと詳しく ◀ 関心のあるテーマは、深掘りに備えて徹底対策! (9つのテーマ別取り組み)
①【安全・安心】
🛡️市の課題と目指す姿:
■現状の課題(なぜ取り組むのか) 自然災害や感染症への対応、特に医療・要配慮者支援や迅速な生活再建支援が重要視されています。「災害への備え」を行う家庭は増加していますが、自主防災組織の活動は減少傾向にあり、防災・減災体制の強化が急務です。また、建設産業の人手不足、雪対策の担い手不足、高齢化に伴う交通や食の安全、デジタル犯罪の防止も課題です。 ■目指す姿・主な取り組み(何をするのか) <目指す姿> 災害や感染症時でも生活・経済への影響を最小化し、誰もが安心して医療・介護を受けられる体制を確保します。冬季災害も想定した備えや、強じんな消防・救急体制により、犯罪等のない安全な日常生活を目指します。 <主な取り組み> ・強じん化計画や地域防災計画の見直し、事前復興計画の研究。 ・災害対策本部機能や情報伝達の強化、広域連携の推進。 ・インフラの耐震化、非常用電源の整備。 ・自主防災組織への支援や、ワクチン接種等の感染症対策体制の整備。
②【子育て・教育】
🎓市の課題と目指す姿:
■現状の課題(なぜ取り組むのか) 合計特殊出生率が低く(1.08)、希望出生率との乖離があります。子育て負担感の増加、仕事と生活の調和の実感低下、虐待防止体制の強化、若年層の道外転出超過などが課題です。また、Society 5.0時代に向けた「個別最適化された教育」も求められています。 ■目指す姿・主な取り組み(何をするのか) <目指す姿> 妊娠期から子育てを社会全体で支え、安心して子育てできる環境を整えます。子どもの権利保障、虐待防止、若者が将来に希望を持てる教育環境を目指します。 <主な取り組み> ・結婚・出産・子育て支援の拡充、切れ目のない支援の強化。 ・子育て支援情報の発信と社会的機運の醸成。 ・多様なニーズに応じた保育所整備。 ・児童相談体制の専門性強化による虐待・いじめ対策。 ・ICT活用や探究学習による教育改革、若者の地元定着支援。
③【健康・福祉】
❤️市の課題と目指す姿:
■現状の課題(なぜ取り組むのか) 健康寿命が全国平均を下回っており、がんや糖尿病の死亡率が高い状況です。高齢者人口のピーク到来(2040年代)を見据え、自立支援や活躍の場が重要です。また、老老介護、ヤングケアラー、孤独・孤立など福祉課題も複合化しています。 ■目指す姿・主な取り組み(何をするのか) <目指す姿> 全世代が健康づくりに参加し、生涯元気に活躍できるまち。医療・介護・福祉の連携により適切な支援が受けられ、バリアフリー化等により誰もが快適に移動できる環境を目指します。 <主な取り組み> ・健康行動(ウォーキング等)の促進、喫煙対策。 ・フレイル改善など介護予防の強化。 ・「ウォーカブルシティ」の推進、公園の魅力向上。 ・地区図書館の機能強化、高齢者雇用の促進。 ・地域包括ケアの推進、医療連携体制の構築、デジタルデバイド対策。
④【産業・雇用】
📈市の課題と目指す姿:
■現状の課題(なぜ取り組むのか) 一人当たり市民所得の伸び悩み、生産年齢人口減による経済縮小と人手不足が課題です。また、女性・高齢者の有業率向上やワーク・ライフ・バランスの実現、コロナ禍で打撃を受けた食・観光産業の回復、若者の流出抑制が必要です。 ■目指す姿・主な取り組み(何をするのか) <目指す姿> 食・観光、IT、健康医療などの成長産業が経済を牽引し、投資や人材を呼び込む。中小企業の生産性向上、起業家精神の醸成、多様で柔軟な働き方の実現を目指します。 <主な取り組み> ・食・観光の販路拡大、欧米等への誘客プロモーション。 ・IT、クリエイティブ等の成長産業振興とデザイン経営支援。 ・中小企業のDX支援、スタートアップ創出・集積支援。 ・北海道新幹線延伸を契機とした企業誘致、多様な人材の就業支援。
⑤【社会基盤】
🏗️市の課題と目指す姿:
■現状の課題(なぜ取り組むのか) 冬季五輪契機で整備されたインフラの老朽化・更新時期の到来。人口減少下での持続可能な都市経営、郊外の課題(学校統合、バス減便)、新幹線延伸を見据えた都心機能の集積と広域交通網の充実が求められています。 ■目指す姿・主な取り組み(何をするのか) <目指す姿> コンパクトで快適なまち。都心の高次都市機能集積と、インフラの計画的な更新・複合化。公共交通を軸としたシームレスな交通網の確立を目指します。 <主な取り組み> ・都心再開発、札幌駅周辺の機能強化、大通公園の整備。 ・丘珠空港、札幌ドーム周辺等の拠点機能強化。 ・デマンド交通や水素車両導入、公共交通ネットワークの維持。 ・公共施設の集約・複合化、インフラの計画的な維持・更新。
⑥【環境】
🌿市の課題と目指す姿:
■現状の課題(なぜ取り組むのか) 気候変動対応と脱炭素社会への貢献が急務。運輸部門のCO2削減の遅れや再エネ導入の鈍化、都心の緑被率の低さなどが課題。「環境首都」としての強みを活かす必要があります。 ■目指す姿・主な取り組み(何をするのか) <目指す姿> 脱炭素社会の早期実現、省エネ・再エネ・水素活用の拡大。循環型社会の構築と、豊かなみどりが保全され自然と共生するまちを目指します。 <主な取り組み> ・住宅・ビルの高断熱化、再エネ電力導入、ゼロエミッション車の普及。 ・エネルギーの面的利用拡大、自立分散電源の整備。 ・2Rを中心とした3R促進、道産木材の利用。 ・環境教育、GX推進、公園や水辺空間の創出・保全。
⑦【DX・行財政】
💻市の課題と目指す姿:
■現状の課題(なぜ取り組むのか) 生産年齢人口減による職員確保難と、多様化する行政需要への対応が必要。地方交付税への依存度が高く、扶助費や施設更新費の増大による財政硬直化が懸念されます。 ■目指す姿・主な取り組み(何をするのか) <目指す姿> デジタル活用による利便性の高い行政サービスと、不断の行政改革。官民データ連携によるスマートシティの実現。将来世代に負担を残さない健全な財政運営を堅持します。 <主な取り組み> ・行政手続オンライン化、「待たない」「書かない」窓口の実現。 ・データ連携基盤活用によるスマートシティ推進、中小企業DX支援。 ・EBPMの実践、業務最適化、職員の専門性向上。 ・長期視点での財政運営、自主財源を中心とした基盤強化。
⑧【観光・文化】
🏯市の課題と目指す姿:
■現状の課題(なぜ取り組むのか) 世界的なウインタースポーツ環境や雪まつり等の資産を持つ一方、コロナ禍の影響を強く受けました。市民の文化芸術活動やスポーツ実施率(特に働く世代)の伸び悩み、子どもの体力低下も課題です。 ■目指す姿・主な取り組み(何をするのか) <目指す姿> 観光産業が経済を牽引し、世界屈指のウインタースポーツシティとなること。四季を通じてスポーツや文化芸術を楽しみ、まちの魅力が世界に発信されている状態を目指します。 <主な取り組み> ・欧米等への誘客プロモーション、高付加価値コンテンツの充実。 ・大規模大会の誘致、ウインタースポーツ環境の整備。 ・スポーツを通じた健康づくりと共生社会の実現。 ・国際的な文化イベント実施、メディアアーツ支援、文化財活用。
⑨【共生・多様性】
🤝市の課題と目指す姿:
■現状の課題(なぜ取り組むのか) 多様な価値観を認め合う共生社会の実現、ジェンダーギャップの解消、障がい者が暮らしやすい環境整備が求められています。また、地域活動への参加率低下による地域意識の希薄化も課題です。 ■目指す姿・主な取り組み(何をするのか) <目指す姿> 誰もが個性を認め合い、多様性が強みとなる社会。心のバリアフリーが浸透し、ジェンダー平等や多文化共生が進み、多様な主体による地域課題解決が行われている状態を目指します。 <主な取り組み> ・心のバリアフリー推進、施設のバリアフリー化。 ・ジェンダー平等の推進、性の多様性への理解促進。 ・外国人支援と多文化理解の促進。 ・町内会や若者、企業の地域活動への参加促進と協働の強化。 ・デジタルを活用した市民意見の把握と市政参加の促進。
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