【自治体研究】和歌山県庁
※本ページは、自治体の最上位計画等に基づいて作成しています。間違いのないように細心の注意を払っていますが、最終的な情報の正確性については、ご自身でのご確認をお願い致します。
▶ 面接対策用 ◀
和歌山県の自治体研究<完全版>
和歌山県の最重要計画『和歌山県長期総合計画』から、和歌山県の将来像や重点戦略を徹底調査!
I.計画が目指す将来像
本計画の期間は2017(平成29)年度から2026(平成38)年度までの10年間(目標年度:2026年度)です。
計画全体が目指す将来像は、「世界とつながる 愛着ある元気な和歌山」~県民みんなが楽しく暮らすために~と表現されています。
これは、県民が故郷に愛着と誇りをもち、楽しく快適に暮らし、元気に活躍する姿、和歌山と交流・関係する多くの人々が愛着をもつ姿、そして和歌山の魅力ある産業や文化が世界と直接つながり注目される姿を目指すものです。
II.将来像を実現するための基本目標(分野別将来像)
以下の5つの分野別将来像によって構成され、人口減少の克服、国土強靭化、急速な高齢化、グローバル化などの課題に対応します。
- 未来を拓くひとを育む和歌山 子育て支援施策を充実し出生率上昇を図るとともに、「知・徳・体」をバランスよく備えた人材を育成。高齢者や障害のある人など全員が活躍できる環境を実現する。
- たくましい産業を創造する和歌山 革新的技術導入やデータ利活用で国際競争力を強化。企業誘致や農林水産業の収益性向上に向けた戦略的経営を推進する。
- 安全・安心で、尊い命を守る和歌山 地震・津波・風水害による「犠牲者ゼロ」を目指し防災・減災を最優先で実行。医療、健康、治安、交通環境も向上させる。
- 暮らしやすさを高める和歌山 福祉サービスを充実し、高齢者や障害のある人が自分らしく暮らせる環境を実現。自然共生、循環型、低炭素社会を構築する。
- 魅力のある地域を創造する和歌山 都市機能の集約と中山間地域の「ふるさと生活圏」形成を進め、どこに住んでいても魅力的な生活サービスを享受できる地域を創造する。
▶ もっと詳しく ◀ 関心のあるテーマは、深掘りに備えて徹底対策! (9つのテーマ別取り組み)
①【安全・安心】
防災、危機管理、防犯など
🛡️
■ 現状の課題(なぜ取り組むのか)
- 大規模災害の脅威:南海トラフ地震(30年以内に約70%の確率)で最大1万9千人、巨大地震で最大9万人の死者想定。中央構造線断層帯による地震リスクも。
- 風水害・土砂災害:集中豪雨等の増加。土砂災害危険箇所は全国6位の多さ。
- インフラの脆弱性:災害時の交通寸断、ライフライン被害、物資・電力不足の懸念。
- 犯罪・事故:サイバー犯罪の増加や高齢者の交通事故割合の増加。
■ 目指す姿・主な取り組み
災害による「犠牲者ゼロ」の実現、「犯罪に強く安心を実感できる社会」の構築。
- 地震・津波対策:住宅・公共施設の耐震化、津波避難困難地域の解消(避難路整備)、情報伝達体制強化。
- 風水害対策:砂防・治山施設整備、ダム治水、ため池改修。
- 救助・復旧体制:消防・警察・医療の強化、広域受援計画、備蓄、緊急輸送道路確保。
- 地域防災力:防災教育、自主防災組織の参加促進。
- 治安・交通安全:防犯カメラ設置、特殊詐欺対策、通学路等の歩道整備。
②【子育て・教育】
子育て支援、少子化対策、人づくり
🎓
■ 現状の課題(なぜ取り組むのか)
- 少子化と経済不安:出生数は減少傾向。経済的不安が結婚・子育ての障壁に。
- 保育ニーズ:共働き希望増加による待機児童(年度途中)の発生。
- 教育・若者流出:学力水準の低迷、高校生の県外進学率全国一(87%)、若年層の流出。
- 不登校等:いじめ・不登校の増加(全国平均以上)。
■ 目指す姿・主な取り組み
「子育て環境日本一わかやま」と「知・徳・体」を備えた「全国上位」の学力・体力。
- 経済支援:多子世帯保育料無料化、医療費負担軽減、給付型奨学金。
- 待機児童解消:多様な保育サービス(病児・休日等)拡充、認定こども園整備。
- 医療・体制強化:周産期・小児救急医療堅持、虐待防止体制、子どもの居場所づくり。
- 学力・人材育成:基礎学力定着、教員の英語力向上、グローバル人材育成。
- いじめ・不登校対策:未然防止・早期対応、適応指導教室拡充。
- 高等教育:県立医科大薬学部や看護学部等の設置・誘致。
③【健康・福祉】
医療、高齢者・障害者支援など
❤️
■ 現状の課題(なぜ取り組むのか)
- 医療偏在:医師数は多いが地域偏在があり、医療ニーズとのミスマッチも発生。
- 健康寿命:平均寿命は延びているが健康寿命は全国中位。要介護認定率が高い。
- 高齢者・介護:要介護認定者の増加見込み、在宅サービス・施設整備の必要性。
- 障害者・人材:障害者手帳所持者増。福祉人材不足と処遇改善の必要性。
■ 目指す姿・主な取り組み
「健康長寿日本一わかやま」、「地域包括ケアシステム」構築、「誰もが活躍できる社会」。
- 医療体制再編:機能分化と連携による「切れ目のない質の高い医療」。
- 地域包括ケア:在宅医療推進ネットワーク、医療・介護・生活支援の一体的提供。
- 健康づくり:運動習慣定着、特定健診受診率向上。
- 高齢者福祉:特養整備、在宅サービス整備、認知症支援。
- 障害者支援:職業訓練、工賃向上、バリアフリー化。
- 人材確保:資格取得支援、ICT活用による負担軽減。
④【産業・雇用】
農林水産業、商工業、企業誘致
📈
■ 現状の課題(なぜ取り組むのか)
- 産業構造:素材型産業(鉄鋼・石油・化学)に偏り、ハイテク産業集積不足。
- 労働力:若年層流出、農業就業者の高齢化(46%が65歳以上)、ミスマッチ。
- 農林水産:収益性悪化懸念、林業の高コスト体質、漁獲量減少。
- 創業:開業率が全国最下位レベル。
■ 目指す姿・主な取り組み
「時代を先導するしなやかな産業構造」、収益性の高い農林水産業。
- 競争力強化:IoT・AI・ロボット導入、中小企業のICT化支援。
- 販路拡大:海外展開支援、eコマース参入促進。
- 企業誘致・創業:ICT拠点整備、ワーケーション推進、創業支援体制強化。
- 農林水産業:スマート農業、ブランド化、低コスト林業、資源管理型漁業。
- 人材確保:インターンシップ、理工系奨学金返還助成、多様な働き手の就職支援。
⑤【社会基盤】
インフラ整備、まちづくり
🏗️
■ 現状の課題(なぜ取り組むのか)
- 交通網:近畿自動車道紀勢線のミッシングリンク、高速交通の未整備。
- 災害対応:大規模災害時の代替路確保の必要性。
- 都市・地域:都市機能の拡散、中心市街地空洞化、中山間地域の維持困難。
- 老朽化:インフラの更新時期到来。
■ 目指す姿・主な取り組み
「県内3時間移動」の実現、「賑わいのある都市」と「ふるさと生活圏」の創造。
- 高速道路:紀伊半島一周の早期実現、紀勢線・京奈和道の4車線化。
- 道路網:災害時の広域道路網・代替路確保、通学路の歩道整備。
- 空港・港湾:南紀白浜空港の活性化、クルーズ客船対応の港湾強化。
- まちづくり:都市機能の集約、中心市街地再開発、空き家対策。
- 中山間地域:「ふるさと生活圏」での生活サービス維持、地域公共交通。
- インフラ維持:予防保全型の「長寿命化」対策。
⑥【環境】
脱炭素、自然保護、循環型社会
🌿
■ 現状の課題(なぜ取り組むのか)
- 温暖化:温室効果ガス排出量が増加傾向。
- 森林・自然:森林の手入れ不足による機能低下、生物多様性の低下。
- 生活環境:汚水処理人口普及率が全国ワースト2位。ごみ排出量が多く再生利用率が低い。
■ 目指す姿・主な取り組み
「低炭素社会」「ごみゼロ社会」「自然共生社会」の実現。
- 低炭素化:省エネ推進、再生可能エネルギー(太陽光・風力・木質バイオマス)導入。
- 森林:間伐等の整備、木材利用促進による吸収源対策。
- 循環型社会:3R推進、広域的なごみ処理体制構築。
- 汚水処理:下水道・合併処理浄化槽の整備推進。
- 自然保護:天然林保護、外来生物対策、世界農業遺産(みなべ・田辺)の継承。
- 動物愛護:殺処分ゼロに向けた譲渡推進。
⑦【DX・行財政】
デジタル化、行政改革、財政
💻
■ 現状の課題(なぜ取り組むのか)
- デジタル技術:IoT・AI等の活用による生産性向上が不可欠。
- データ活用:経験や勘ではなく、データに基づく意思決定の必要性。
- 行財政:社会保障費増、インフラ老朽化に対応しつつ財政健全性を維持する必要。
- 行政サービス:人口減少下でのサービス維持連携。
■ 目指す姿・主な取り組み
データ利活用による課題解決と、強固な行財政基盤の確立。
- ICT産業振興:中小企業への導入支援、5G等新技術導入。
- データ利活用:「データ利活用推進センター(仮)」設置、証拠に基づく政策立案(EBPM)。
- 行財政改革:効率的な行政運営、財政健全化。
- 地域連携:市町村間の事務共同処理、定住自立圏等の形成促進。
- 情報基盤:災害時の通信確保、携帯不感地域の解消。
⑧【観光・文化】
観光振興、文化・スポーツ
🏯
■ 現状の課題(なぜ取り組むのか)
- 観光資源:世界遺産等の保全継承と、多様化するニーズへの対応。
- 受入環境:外国人観光客への対応遅れ、二次交通の不便さ。
- 文化:文化芸術に親しむ機会の充実。
■ 目指す姿・主な取り組み
長期滞在型観光、「再び訪れたい」観光地、文化遺産の保存活用。
- 観光魅力向上:ストーリー性のある情報発信、異分野連携、戦略的誘客。
- ユニバーサル化:多言語対応、施設のバリアフリー化。
- アクセス:県内周遊道路網整備、IC決済導入。
- 文化遺産:世界遺産参詣道の保全活動、国宝・重文修理、景観づくり。
- 文化スポーツ:参加機会拡充、総合型地域スポーツクラブ支援、国民文化祭等の開催。
⑨【共生・多様性】
ジェンダー、多文化、人権
🤝
■ 現状の課題(なぜ取り組むのか)
- ジェンダー:固定的性別役割分担意識、女性の指導的地位の低さ。
- コミュニティ:つながりの希薄化、活力低下。
- 多文化・人権:外国人との共生、いじめ・虐待・ネット上の人権侵害。
■ 目指す姿・主な取り組み
「多様な人生を楽しむ社会」、「地域共生」「多文化共生」社会。
- 女性活躍:採用・登用促進、女性活躍企業同盟、働きやすい環境整備。
- 高齢者活躍:「80歳現役社会」の実現、社会参加促進。
- 地域共生:見守りネットワーク、ボランティア支援。
- 多文化共生:交流機会の創出、日本語・文化教育、相談体制。
- 人権尊重:あらゆる場での教育・啓発、虐待・いじめ防止、被害者救済連携。
自治体別の志望動機・自治体研究はこちら
AI公務員予備校が作成した志望動機の『質の高さ』を、ぜひご確認ください
カテゴリー別の総合ガイド










