【自治体研究】滋賀県庁
▶ 面接対策用 自治体研究
県の公式計画から読み解く!
滋賀県の自治体研究<完全版>
面接・グループディスカッション(GW)の前に知っておくべき9テーマを整理しました。滋賀県が掲げる将来像や施策のキーワードをまとめて確認できます。
滋賀県が公表する公式の基本構想に基づいて作成しています
根拠資料:『滋賀県基本構想』(計画期間 2019〜2030年度)
※ 施策名・固有名詞・数値はすべて原文に基づいて記載しています
志望動機・面接カードの作成に
「計画の将来像」や「基本目標」を読んで、自分の志望動機に使えるキーワードや施策を見つけましょう。具体的な施策名を盛り込むと説得力が増します。
面接直前の最終チェックに
9テーマの中から、自分が聞かれそうな分野を開いて「課題→目指す姿→取り組み」の流れを押さえておくと、深掘り質問にも対応しやすくなります。
計画の将来像
滋賀県の最上位計画「滋賀県基本構想」は、「変わる滋賀 続く幸せ -Evolving SHIGA-」を基本理念に掲げています。未知の変化にひるむことなく、時代に合わせてしなやかに変わり続けることで、誰もが幸せを実感できる滋賀を目指すという考え方が根底にあります。
みんなで目指す2030年の姿として描かれているのが、「未来へと幸せが続く滋賀」というビジョンです。計画期間は2019年度から2030年度までの12年間で、SDGsの特徴である経済・社会・環境の三側面のバランスが取れた、持続可能な滋賀の実現が掲げられています。
4つの基本目標(政策の方向性)
1. 人:自分らしい未来を描ける生き方
生涯を通じた健康づくりと、切れ目のない医療福祉サービスの提供体制を整備するとともに、多様な働き方の普及などにより、いつまでも自分らしく活躍し続けられる社会づくりが進められています。
2. 経済:未来を拓く 新たな価値を生み出す産業
グローバルな経営視点や先端技術の活用による競争力ある県内産業の創出と、生産性向上・高付加価値化による力強い農林水産業の確立が目標とされています。
3. 社会:未来を支える 多様な社会基盤
災害に強い強靭な社会インフラの整備や、誰もが暮らしやすいコンパクトなまちづくり、多様性を認め互いに支え合う共生社会づくりが推進されています。
4. 環境:未来につなげる 豊かな自然の恵み
琵琶湖とそれを取り巻く環境・生態系の保全再生を図りつつ、再生可能エネルギーの導入など低炭素社会の実現に向けた取り組みが展開されています。
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9つのテーマ別 詳細まとめ
関心のあるテーマは、深掘りに備えて徹底的に対策しましょう!
大規模災害の発生リスクが高まっており、南海トラフ地震については30年以内の発生確率が70%~80%程度とされています。滋賀県を含む西日本への大きな被害が危惧されているほか、異常気象による豪雨や琵琶湖西岸断層帯をはじめとした活断層による地震、複合災害のリスクも指摘されています。高度経済成長期以降に整備された社会資本の更新時期が到来しており、老朽化が進めば事故や防災上の問題につながるおそれがあります。人口減少と高齢化による地域コミュニティの弱体化も進んでおり、住民同士の助け合いの減少や孤立化への対応が難しくなりつつあります。
地域コミュニティのつながりや先端技術の活用によって、犯罪や事故が少ない安全・安心な生活が送られている状態が目標とされています。自然災害に強い県土づくりに加え、災害時に弱い立場に置かれやすい人々を含めた備えが家庭や地域で進んでいる姿が描かれています。
- グリーンインフラの視点にも着目した強靭な社会インフラ整備・維持更新の推進
- 長寿命化計画に基づく先端技術を活用した効率的な点検・維持管理
- 地域住民による防犯活動や先端技術を活用した犯罪予測・抑止対策の展開
- 防災や福祉など身近な暮らしを支える、地域特性に合ったコミュニティづくりの支援
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滋賀県の人口はすでに減少局面に入っています。全国に比べ若い世代の割合は高いものの、年少人口は2015年から2030年にかけて大きく減少する見込みです。地域活力を維持するためには多様な人々の社会参加が欠かせないとされており、「人生100年時代」を見据えた柔軟で多様なライフコースの実現も求められています。子どもたちが変化の時代をたくましく生きるための力を備え、生涯を通じて自ら学び課題を解決していく姿勢を身に付けることの重要性が高まっています。
子どもが安全・安心な環境で健やかに生まれ育ち、誰もが出産や子育てに安心感を持てる切れ目ない子育て支援環境が整っている姿が掲げられています。子どもたちは確かな学力と豊かな人間性・社会性を備え、未知の時代をたくましく、しなやかに生きていくための力を高めている状態が目標です。
- 切れ目ない子育て支援と社会的養護の環境整備による社会全体で子どもを育む環境づくり
- 確かな学力・豊かな人間性の育成と、生涯を通じ自ら学び課題を解決する姿勢の獲得を目指す教育の推進
- リカレント教育の機会提供や多様な働き方の普及による柔軟なライフコースの実現
- 置かれた環境にかかわらず誰もが主体的にライフコースを描ける教育環境の充実
人口減少と超高齢社会が同時に進行しており、滋賀県でも高齢者数が全国より高い増加率で急増する見込みです。老年人口の増加と生産年齢人口の減少によって、社会保障制度の持続可能性が大きな課題となっています。「人生100年時代」を迎えるなか、経済面や健康面、社会とのつながりに不安を抱える人も少なくありません。介護・医療分野を中心に高齢社会を支えるサービス人材の不足も深刻化しており、65歳以上を一律に高齢者とみる画一的な考え方の見直しが求められています。
誰もが生涯を通じ、様々なつながりの中で心身ともに健やかな生活を送れる状態が目指されています。健康寿命の延伸に加え、救急医療から在宅医療・介護まで切れ目のないサービスが受けられる提供体制の構築が目標です。
- 食生活の充実や運動習慣の定着、先端技術を活用した健康管理による疾病予防・介護予防の推進
- 生まれてから人生の最終段階まで、切れ目のない医療・介護サービスの適切な提供体制の整備
- 病気・障害・認知機能低下があっても先端技術のサポートを受けながら自分らしく活躍できる環境づくり
- 多様な人々が互いに支え合い、知恵や力を出し合う共生社会づくりの推進
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第4次産業革命と呼ばれる飛躍的な技術革新への対応が遅れると、滋賀が優位にあった産業分野でも競争優位性を失うおそれがあると指摘されています。国内市場の縮小は、特に内需に依存する製品や農林水産物、サービスに大きな影響を及ぼしかねません。県内企業の99.8%を占める中小企業・小規模事業者の事業承継が進まなければ、技術の断絶やサプライチェーンの寸断も懸念されます。様々な分野での人材不足や、農林水産業における担い手の高齢化・生産基盤の脆弱化も課題です。
第4次産業革命への対応が進み、新たな価値を生み出す産業と雇用が創出されている状態が目標です。近江商人の「三方よし」の理念に通じるSDGsの考え方が企業の行動規範となり、社会的課題の解決に向けた取り組みが広がっている姿が描かれています。
- グローバルな経営視点や先端技術の活用による競争力を有する強い県内産業の創出
- 働く場としての魅力向上や経営基盤の強化を通じた多様な人材の確保・適切な事業承継の支援
- スマート農業・林業・水産業の推進や経営の規模拡大・複合化による生産性向上
- 環境にこだわった農林水産物の高付加価値化・輸出拡大の推進
高度経済成長期以降に整備された社会資本の更新時期が到来しており、適切に更新されなければ事故や防災上の問題につながるおそれがあります。中山間地域を中心に、買い物や交通などの生活利便性が大きく低下し、日常生活に支障をきたす懸念も生じています。市街地の拡散による都市の低密度化や財政状況の悪化で、従来どおりの行政サービスの維持が困難になる可能性も指摘されています。都市部・中山間地域を問わず、地域コミュニティの弱体化による孤立化への対応も大きなテーマとなっています。
災害に強い強靭な社会インフラが生活や産業活動を支え、都市機能・居住の集約が進んで誰もが暮らしやすいコンパクトな市街地や集落の形成が進んでいる姿が描かれています。
- グリーンインフラの視点を取り入れた強靭な社会インフラ整備・維持更新の着実な推進
- 都市機能・居住の集約によるコンパクトなまちづくりの推進
- 地域公共交通の再構築や自動運転等の新しい移動手段の導入検討
- ICT環境の整備と先端技術・データ活用による便利で快適な生活環境の実現
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パリ協定の発効を受け、世界は脱炭素社会へと大きく舵を切っています。環境への配慮を重視した経営への転換が遅れれば、企業にとって経営上不利になるおそれがあると指摘されています。気候変動による県内の気温上昇は、農林水産物の収量・品質低下や琵琶湖の生態系への影響、豪雨等異常気象の頻発も招きかねません。琵琶湖の水質は改善傾向にあるものの、外来種の侵入・定着による生物多様性の喪失が懸念されるほか、第一次産業従事者の減少に伴い、森林や農地など二次的自然の荒廃・多面的機能の低下も進みつつあります。
琵琶湖とそれを取り巻く環境の保全再生が進み、自然からの恵みがあふれている状態が目標です。省エネルギー・節電や再生可能エネルギーの導入によって化石燃料依存の社会経済構造が転換され、低炭素社会が実現されている姿が掲げられています。
- 琵琶湖とそれを取り巻く環境・生態系の保全再生と自然の恵みの持続的活用
- 温室効果ガスの排出抑制や再生可能エネルギー導入など低炭素社会の実現に向けた取り組み
- 気候変動による農林水産業・自然災害等への影響評価と適応策の推進
- 森林づくりや山村振興、環境汚染物質・廃棄物の排出抑制による環境負荷の低減
- 琵琶湖に関する調査研究の推進と、その成果を活かした海外の課題解決への貢献
ICT・IoT・AI・ロボット技術に代表される第4次産業革命が、あらゆる産業や社会構造を根底から変えるスピードで進行しています。日本は「超スマート社会」(Society5.0)の実現を目指していますが、技術革新への対応が遅れれば県内産業の競争優位性が失われるおそれがあります。高度経済成長期以降に整備された社会資本の老朽化対策も急がれるなか、人口減少による都市の低密度化や財政状況の悪化で従来どおりの行政サービスの維持が困難になる可能性も高まっており、行財政基盤の確立や行政のスリム化に配慮した政策展開が求められています。
家庭・学校・職場・地域などあらゆる場面で先端技術やデータが活用され、より便利で快適な生活や地域課題の解決に貢献している状態が目標とされています。社会インフラについても、先端技術による効率的な維持管理とライフサイクルコストの低減が図られている姿が描かれています。
- ICT環境の整備と、様々な場面での先端技術・データの活用推進
- 長寿命化計画に基づく先端技術を活用した社会インフラの効率的な点検・維持管理
- 官と民の役割分担など行政のスリム化に配慮した政策推進
- データを重視した政策立案(EBPM)の推進
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人口減少と高齢化の進行により、地域コミュニティの弱体化が進んでいます。地域で守り伝えてきた有形無形の文化財の保存・継承が困難になるおそれも出てきました。地域活力の維持には観光による交流人口の増加が鍵とされており、琵琶湖を中心とした豊かな自然、全国4位の国宝・重要文化財数を誇る歴史的遺産、特色ある食文化といった観光資源のさらなる発掘と国内外への発信強化が必要とされています。
滋賀ならではの自然環境・文化芸術・歴史遺産・食の魅力が国内外に発信され、訪れる人が増加している姿が目標です。交流人口の増加効果が様々な産業に波及し地域が活性化するとともに、誰もがスポーツ・文化芸術活動に生涯を通じて取り組める環境が整っている状態が掲げられています。
- 滋賀の魅力の磨き上げと国内外への発信、受入環境の整備
- 交流人口と観光消費の増加に向けた取り組みの推進
- スポーツや文化芸術等に生涯を通じて取り組める環境の整備
- 農山漁村の持つ多面的な価値を持続可能な形で引き継ぐ、地域資源を活かした活動の支援
人口減少が進むなか、性別・年齢・病気や障害の有無・国籍にかかわらず、誰もがそれぞれの力を出し合い社会を支え合うことの重要性が増しています。しかし、社会制度や人々の意識の壁によって多様な人々の社会参加が進まなければ、地域の活力は減退しかねません。65歳以上を一律に高齢者とみる画一的な考え方の見直しも必要とされています。今後は外国人住民が急増し国籍も多様化する見込みで、「心のバリアフリー」の推進が一層求められています。
多様な人々の違いを認め合い、一人ひとりが尊重され互いに支え合う共生社会の実現が目標です。誰もがその人らしく活躍し、知恵や力を出し合うことで社会の活性化や新たな価値の創造につながっている姿が描かれています。外国人住民に対しては教育の充実や暮らしやすい生活環境の整備が進み、多文化共生の地域づくりが広がっている状態が掲げられています。
- すべての人の人権と個性を尊重し合う共生社会づくりの推進
- 多様な働き方の普及等により、いつまでも自分らしく活躍し続けられる社会の実現
- 県の政策への県民参画促進のための多様な主体との対話・共感・協働
- 年齢・性別・国籍等を問わず能力を発揮できるダイバーシティ経営の広がりを支援
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