【自治体研究】福島県庁
▶ 面接対策用 自治体研究
県の公式計画から読み解く!
福島県の自治体研究<完全版>
面接・グループディスカッション(GW)の前に知っておくべき9テーマを整理しました。福島県が力を入れている施策やキーワードを確認できます。
福島県が公表する公式の総合計画に基づいて作成しています
根拠資料:『福島県総合計画』(計画期間 令和4〜12年度/2022〜2030年度)
※ 施策名・固有名詞・数値はすべて原文に基づいて記載しています
志望動機・面接カードの作成に
「計画の将来像」や「県づくりの理念」を読んで、自分の志望動機に使えるキーワードや施策を見つけましょう。具体的な施策名を盛り込むと説得力が増します。
面接直前の最終チェックに
9テーマの中から、自分が聞かれそうな分野を開いて「課題→目指す姿→取り組み」の流れを押さえておくと、深掘り質問にも対応しやすくなります。
計画の将来像
福島県の最上位計画「福島県総合計画」は、東日本大震災及び原子力災害からの復興・再生を推進し、急激な人口減少や自然災害への対応といった困難な課題を克服するために策定されています。計画期間は令和4(2022)年度から令和12(2030)年度までの9年間です。
目指す将来の姿(未来予想図)として、「ひと」「暮らし」「しごと」が調和しながらシンカ(深化、進化、新化)する豊かな社会が掲げられており、基本目標には「やさしさ、すこやかさ、おいしさあふれる ふくしまを共に創り、つなぐ」というスローガンが据えられています。
計画を一つ一つ形にしていくという決意を込め、「ひとつ、ひとつ、実現する ふくしま」という新たなスローガンも策定されました。実行計画として「ふくしま創生総合戦略」と「第2期福島県復興計画」が両輪に位置付けられています。
3つの県づくりの理念(基本目標)
1. やさしさ = 共に助け合うこと
多様性に寛容で差別のない共に助け合う地域社会づくりを理念としています。
2. すこやかさ = しなやかに対応すること
大規模災害や感染症などの困難を乗り越えるため、変化や危機にしなやかで強靱な地域社会づくりが掲げられています。
3. おいしさ = 魅力を育み伸ばすこと
福島が誇る食・自然・温かい心などの魅力を見つめ直し、次世代へつなぐ魅力を見いだし育み伸ばす地域社会づくりを目指しています。
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9つのテーマ別 詳細まとめ
関心のあるテーマは、深掘りに備えて徹底的に対策しましょう!
東日本大震災や令和元年東日本台風、令和3年福島県沖地震など、頻発化・激甚化する大規模な自然災害への対応が引き続き重要な課題となっています。ハード・ソフト両面の対策を適切に組み合わせることが求められており、県民一人一人が「自らの命は自らが守る」という防災意識を持つことも欠かせません。避難行動要支援者を支える体制の構築や、地域における自主的な防犯・防火体制の強化、食の安全・生活衛生の向上なども急がれています。
災害に強く治安が確保された、安全・安心な県づくりが目標として掲げられています。防災・減災・国土強靱化の取り組みを推進し、感染症の状況下でもためらうことなく避難できる体制の実現を目指しています。
- 河川改修や治山・土砂災害対策などのハード対策と、流域治水の推進
- 道路の耐震対策や無電柱化の推進による災害に強い県土の形成
- 「災害文化」の定着や「マイ避難」の周知啓発による自助・共助の促進
- 防犯灯・防犯カメラの設置促進と自主防犯活動への支援
- 本県独自の衛生管理手法「ふくしまHACCP(ハサップ)」の導入促進
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未婚化・晩婚化・晩産化の進行により子どもの数が減少傾向にあり、結婚・出産・子育ての希望をかなえる環境づくりへの取り組みが引き続き求められています。産婦人科医の不足や分娩取扱施設の減少など周産期医療体制の厳しさも課題です。増加する保育ニーズに対応するための受け皿の整備と人材確保の必要性も高まっています。教育面では、全国学力・学習状況調査で算数・数学や英語が全国平均を下回っているほか、震災の影響等により心のケアが必要な子どもが依然として多い状況にあります。教職員の長時間勤務や子どもの体力・肥満傾向といった健康課題も存在しています。
結婚・出産・子育ての希望をかなえる環境が整い、子どもたちが多様な個性をいかし健やかに育つ教育環境と安全・安心な居場所が確保されている社会の実現が目標とされています。
- 婚活イベントやマッチングシステム等による出会いの機会の提供
- NICUなど施設整備や医療従事者の確保による周産期医療の充実
- 子育て世代包括支援センターでの妊娠期から子育て期まで切れ目のないサポート
- ICT等を活用した「個別最適化された学び」「協働的な学び」「探究的な学び」の実現
- 震災の記憶の継承を基にした郷土理解を促す教育の推進
- 教職員の働き方改革とスクールカウンセラー配置による心のケアの充実
福島県の健康指標は全国と比較して低い状況にあり、メタボリックシンドローム該当者率が全国ワースト4位となっているほか、肥満傾向やむし歯の子どもも多い状況です。東日本大震災・原子力災害の影響による被災者の健康状態の悪化予防と健康不安解消の取り組みも引き続き必要とされています。医療・福祉分野では全県的な医師の確保及び地域偏在の解消が大きな課題で、特に避難指示解除地域での人材不足が深刻化しています。急速な高齢化のなか、介護体制の整備や介護人材の確保も求められています。
誰もが生涯を通じて健康で、人とのつながりを大切にしながらいきいきと暮らせる社会の実現が掲げられています。安全・安心の医療提供体制が確保され、介護・福祉サービスが充実した社会が目標です。
- 食・運動・社会参加の3本柱による県民運動としての健康づくり推進
- 県民健康調査の実施と被災者を対象にした健康増進・悪化予防の支援継続
- 県立病院の診療機能強化やへき地診療所の運営支援、遠隔医療の普及
- 医学生への修学資金貸与や県外からの医師招へいによる医療人材の確保・育成・定着
- 介護ロボットやICTを活用した業務効率化による人材不足への対応
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生産年齢人口の減少やデジタル化の進展、新型コロナウイルス感染症の影響など急激な社会情勢の変化が、中小企業・小規模企業の経営に大きな影響を及ぼしています。あらゆる分野で人手不足が顕在化しており、特に20〜24歳の若者の東京圏への流出割合が大きいことから、県内定着を促す安定した雇用の場づくりが求められています。地元中小企業の技術力・経営力の強化や円滑な事業承継の支援も課題です。農林水産業では県産農林水産物の販売価格が震災前の水準に回復しておらず、担い手の確保・育成や産地間競争への対応、生産基盤の強化が必要とされています。
中小企業を中心に県内の地域産業が成長・発展し、地域の産業を支える人材が確保・育成されている将来像が目標です。農林水産業が他産業並の所得を安定的に確保できる状態も目指されています。
- 再生可能エネルギー、医療、ロボット、航空宇宙、ICT関連産業等の成長産業の企業誘致
- 産学官金連携による大学発ベンチャーの創出と起業しやすい環境の整備
- 「ふくしま型漁業」の実現に向けた水産資源管理と生産額の拡大
- スマート農業技術等の導入や農地の集積・集約による生産性向上
- トップブランドの育成やGAP認証活用による高付加価値化と県産品の輸出再開・拡大
- UIJターン者の就職マッチングや多様な人材の活躍促進
復興の基盤となるふくしま復興再生道路等の整備を引き続き計画的に進める必要があります。常磐自動車道の早期全線4車線化や、国際競争力を持った物流拠点の形成に向けた小名浜港・相馬港の整備も課題とされています。福島空港の利用者数増加に向けた路線の利用促進、地理的条件不利地域でのデジタルインフラ整備も求められています。老朽化が進行する橋梁やトンネルなど社会資本の長寿命化対策は急務であり、人口減少に伴うまちの空洞化や空き家の増加により、持続可能なまちづくりの推進も必要性が高まっています。
利便性が高くバランスの取れた交流・物流網や情報網が整備された社会が目標です。中心市街地の活性化や住民主役のまちづくりなど、暮らしの豊かさを実感できる地域づくりが進んでいる姿も掲げられています。
- 国道4号や常磐自動車道、磐越自動車道の4車線化など幹線道路ネットワークの強化
- 小名浜港・相馬港の国際物流ターミナル整備と福島空港の利用促進
- 老朽化した社会基盤の計画的な維持管理と長寿命化対策の推進
- 「歩いて暮らせるまちづくり」の推進とリノベーションによる遊休不動産の再生・活用
- 行政・企業・NPO法人など多様な主体が協働する住民主体の地域づくり活動支援
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地球規模での温暖化問題や海洋プラスチックごみ問題等が顕在化しており、脱炭素社会や循環型社会の実現に向けた早急な対応が求められています。温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「2050年カーボンニュートラル」の実現に向け、取り組みの加速化が必要です。廃棄物の排出抑制や再資源化など、環境負荷を軽減するライフスタイルへの転換も課題となっています。猪苗代湖や尾瀬を始めとした豊かな自然環境の保護・継承に加え、イノシシ等の有害鳥獣による被害対策の強化も急がれています。
脱炭素社会や循環型社会の実現に向けた取り組みが進み、生物多様性や美しい自然環境が保全されている社会が目標として掲げられています。
- 「福島県2050年カーボンニュートラル」の実現に向けた再生可能エネルギー等の最大限の活用
- EV・FCVの導入促進、省エネルギー対策の徹底、CO2吸収源対策(森林整備・都市緑化など)
- 「地球にやさしい"ふくしま"県民会議」と連携した県民総ぐるみでの地球温暖化対策
- 「ふくしまグリーン復興構想」に基づく自然公園等の魅力向上と猪苗代湖の水環境保全
- ZEH・ZEBの普及や「カーボンニュートラルポート」の形成に向けた検討
デジタル変革(DX)は復興・再生と地方創生・人口減少対策を推進するための柱の一つと位置付けられています。新型コロナウイルス感染症の発生により行政手続のオンライン化の遅れが顕在化し、DXの推進が喫緊の課題となりました。自然災害の激甚化・頻発化や、複雑・多様化する行政課題への対応においてもDXの活用が不可欠です。行財政運営の面では、限られた行財政資源の中で復興・再生と地方創生を推進するため、従来の仕事の進め方を見直し、持続可能な行財政改革を推進する必要があります。
行政のDXと地域のDXを両輪とし、県民一人一人が豊かさや幸せを実感できる県づくりの実現が目標とされています。市町村とともに、効率的・効果的な行政サービスが提供される将来像も掲げられています。
- 職員の意識改革と業務の棚卸し(可視化)とBPR(業務工程の見直し)の実施
- 書面規制、押印、対面規制の見直しや行政手続のオンライン化
- 会津大学、テクノアカデミー等と連携したデジタル人材の育成
- ものづくり企業や農林水産業へのロボット・AI活用等のデジタル化支援
- スマートシティ等の取り組み支援と市町村への権限移譲の推進
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東日本大震災・原子力災害の影響で、観光客入込数が震災前の水準まで回復していない状況にあります。新型コロナウイルス感染症の追い打ちもあり、極めて厳しい環境が続いています。外国人宿泊者数も全国的な増加の流れに追いついておらず、誘客に向けた取り組みの強化が必要です。ホープツーリズムやワーケーションなど特色あるコンテンツの磨き上げを通じ、関係人口や交流人口の増加、移住・定住につなげることが課題となっています。地域に根ざした伝統文化や伝統芸能が衰退傾向にある地域も存在しています。
県内の観光地に国内外から多くの観光客が訪れ、文化・芸術・スポーツ活動の振興や住民主役のまちづくりなど、暮らしの豊かさを実感できる地域づくりが進んでいる姿が目指されています。
- ホープツーリズムや被災地域への観光誘客など福島ならではの観光の推進
- 教育旅行・合宿の誘致促進に向けた学習プログラムの磨き上げと受入体制の整備
- ワーケーション、グリーンツーリズム、サイクルツーリズムなど新たな滞在型観光の推進
- 多言語表記やWi-Fi整備、福島地域通訳案内士の育成など外国人観光客の受入体制の強化
- 東京2020オリンピック・パラリンピックのレガシーを継承したスポーツ活動の普及・推進
東日本大震災・原子力災害を経験した福島県は、差別・偏見と10年にわたって戦ってきた背景があります。新型感染症の影響で人とのつながりが希薄化し、不安感や孤独感が増大するなどの困難にも直面しています。人権問題の多様化・複雑化が進み、ユニバーサルデザインの考え方を幅広い分野に取り入れることの重要性が高まっています。児童虐待やDV被害の増加が懸念されているほか、若年層の自殺率が高止まりするなど心の健康をめぐる課題も深刻です。男女共同参画の一層の推進も求められています。
多様な人々が互いに尊重し、自分らしく暮らせる社会の実現が目標です。差別や虐待のない人権に配慮した社会づくりが進み、あらゆる分野で女性の意思決定過程への参画が広がっている姿が掲げられています。
- 人権の尊重に関する啓発とユニバーサルデザインの視点でのまちづくり推進
- 多言語による生活情報の発信や日本語学習の機会の拡充など多文化共生の推進
- 家庭内暴力(DV)対策の相談支援体制の充実と児童虐待防止の普及啓発
- 女性の意思決定過程への参画拡大やワーク・ライフ・バランスの推進
- 自殺問題・うつ病の理解促進、障がい者のコミュニケーション支援、犯罪被害者等支援の推進
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