AI公務員予備校

面接の頻出質問

「理不尽なクレームにどう対応しますか?」公務員面接の答え方と職種別の例文

「理不尽なことを言われたら?」も同じ質問です。面接官が見ているのは我慢強さではなく、冷静に聞き、事実を確かめ、組織で対応できるか。対応の順番を自分の行動として語れれば、経験がなくても合格点です。

ORDER

クレームへの対応は、この順番で答える

  1. 1受け止める最後まで聞き、不快な思いにお詫び
  2. 2確かめる何が起きたか、事実を確認
  3. 3説明するできること/できない理由と代わりの案
  4. 4共有する上司に報告し、組織で対応

「上司に相談します」から始めない。1〜3を自分で尽くしてから、4で組織につなぎます。

監修:青島一平(元県庁職員・AI公務員予備校 代表)|公開 |更新

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Types

聞かれ方は「どう対応するか」と「経験は」の2系統

クレーム対応の質問は、言い方は違っても2つの形に分かれます。仮定の質問には対応の順番を、経験の質問には実際にしたことを答えます。まず、どちらを聞かれているかを見分けてください。

仮定「どう対応しますか?」

  • 「理不尽なクレームを受けたらどうしますか?」
  • 「理不尽なことを言われたらどうしますか?」
  • 「窓口で住民に怒鳴られたら?」
  • 「無理な要求をされたら?」

答えるもの:対応の順番(受け止める→確かめる→説明する→共有する)。

→ 回答の型と職種別の例文

経験「経験はありますか?」

  • 「クレーム対応の経験はありますか?」
  • 「理不尽な要求をされた経験は?」
  • 「人を不快にさせてしまった経験は?」
  • 「人から不快な思いをさせられたことは?」

答えるもの:実際の場面→自分の行動→結果→学んだこと。

→ 経験を聞かれたときの型と例文

仮定で聞かれても、経験を一言添えると強い

「どう対応しますか?」に対して、「アルバイトで似た場面があり、そのとき〜と学びました」と一文足すと、机上の答えではなくなります。逆に、経験を聞かれて仮定で答えるのは質問からずれるので避けます。

Template

回答の型:対応の順番を4ステップで約1分

「どう対応しますか?」には、この順番をそのまま自分の行動として話します。差がつくのはSTEP 3。できないことを断るだけでなく、理由と代わりの案まで言えるかです。

1分の回答の時間配分合計 約60秒
受け止める
事実確認
説明・代替案
組織で共有
  • 1. 受け止める0〜15秒
  • 2. 事実確認15〜25秒
  • 3. 説明・代替案25〜50秒
  • 4. 組織で共有50〜60秒
  1. STEP 1約15秒

    最後まで聞き、気持ちにお詫びする

    話を遮らずに聞き、怒りの裏にある「困りごと」をつかみます。お詫びするのは「ご不快な思いをさせたこと」。行政の非を認めることとは別です。

    「まずはお話を最後まで伺い、ご不快な思いをさせたことをお詫びします」

  2. STEP 2約10秒

    何が起きたかを落ち着いて確かめる

    いつ・どの手続きで・何があったか。相手の主張と記録が食い違っていないかを確かめてから、対応を決めます。

    「そのうえで、いつ・どの手続きで何があったのかを確認します」

  3. STEP 3約25秒

    できること/できない理由と代わりの案

    回答の核心。できることはすぐに行い、できないことは法令・規則・公平性という根拠を添えて伝え、代わりにできることを示します。

    「決まりでできないことは理由を丁寧にお伝えし、代わりにできることをご提案します」

  4. STEP 4約10秒

    上司に報告し、組織で対応する

    経過を上司に報告して記録に残します。一人で抱え込まず、同じことが起きたときに組織として一貫した対応ができるようにします。

    「対応の経過は上司に報告し、組織として一貫した対応につなげます」

よくある失敗:「上司に相談します」から始める

冒頭で上司の名前を出すと、「自分では何もしない人」に見えます。上司への報告はSTEP 4。聞く・確かめる・説明するを自分で尽くしたうえで、状況を整理して報告する順番で話します。

お詫びには2種類ある

「ご不快な思いをさせたこと」へのお詫び(気持ちに寄り添う)と、「こちらが間違っていました」というお詫び(非を認める)は別物です。事実が分からないうちは前者だけにします。この区別を言えるかを面接官は見ています。

Examples

「クレームにどう対応しますか」職種別の例文6パターン

志望する職種に近いものを選んでください。色は回答の型のステップです。構成はそのまま使い、灰色の事実確認と赤の説明・代替案を、志望先の仕事の場面に置き換えます。

  • STEP1 受け止める
  • STEP2 事実確認
  • STEP3 説明・代替案
  • STEP4 組織で共有

窓口で理不尽なクレームを受けたときの、基本の答え方

面接官窓口で住民から理不尽なクレームを受けたら、どう対応しますか?

受け止めるまず、相手の方のお話を途中で遮らずに最後までお聞きします。怒りの背景には何かお困りのことがあるはずなので、何に困っているのかをつかむことに集中し、ご不快な思いをさせてしまったことにはお詫びを申し上げます。

事実確認そのうえで、いつ・どの手続きで・何があったのかを落ち着いて確認します。事実が分からないうちに市の非を認めてしまうと、ほかの住民の方との公平性を損なうおそれがあるからです。

説明・代替案対応できることはすぐに行い、法令や規則上どうしてもできないことは、その理由を丁寧にご説明したうえで、代わりにできることをご提案します。

組織で共有対応の経過は上司に報告して記録に残し、組織として一貫した対応ができるようにします。

職種で変わる、面接官が思い浮かべる場面

対応の順番はどの職種でも同じですが、重く見られるところが違います。志望する職種の行を確かめて、例文の場面を合わせてください。

一般行政(県庁・市役所)特に重く見られる点丁寧な説明と、決まりを守ることの両立面接官が思い浮かべる場面窓口で「前の担当者はいいと言った」と食い下がる住民
警察官特に重く見られる点現場の安全の確保と、法的な根拠に基づく対応面接官が思い浮かべる場面交番で「なぜ捕まえないんだ」と声を荒げる相談者
消防官特に重く見られる点救命の優先と、落ち着いた状況の説明面接官が思い浮かべる場面「救急車が遅い」と怒る通報者や家族
教員特に重く見られる点子どもの成長を軸にした、保護者との信頼関係面接官が思い浮かべる場面指導の方針に異議を唱える保護者との面談
大学職員特に重く見られる点規則に基づく中立な対応と、学生の自立の支援面接官が思い浮かべる場面単位が足りない学生が「教授が悪い」と窓口に来る

例文はそのまま覚えない

丸暗記した答えは、深掘りで一段ずらされた瞬間に崩れます。覚えるのは4ステップの順番だけにして、中身は自分の言葉で話せるよう、声に出して練習してください。

Experience

「クレーム対応の経験は?」と聞かれたときの型と例文

経験を聞かれたら、場面→行動→結果→学びの順で答えます。いちばん時間を使うのはSTEP 2の行動。ここを型①の対応の順番に沿って話すと、「この人は窓口でも同じように動ける」と伝わります。

1分の回答の時間配分合計 約60秒
場面
行動
結果
学び
  • 1. 場面0〜10秒
  • 2. 行動10〜35秒
  • 3. 結果35〜45秒
  • 4. 学び45〜60秒
  1. STEP 1約10秒

    いつ・どこで・何を言われたか

    アルバイト・前職・部活など、場面を一文で。相手が何に怒っていたかまで入れると、情景が浮かびます。

    「飲食店のアルバイトで、料理の提供が遅れてお客様に強く叱られました」

  2. STEP 2約25秒

    自分がどう対応したか

    回答の核心。聞いた・確かめた・説明した・相談した、と自分の行動を順に述べます。型①の対応の順番と同じ流れにすると筋が通ります。

    「まずお詫びしてお話を伺い、厨房で状況を確認してから…」

  3. STEP 3約10秒

    相手と周りがどうなったか

    丸く収まった話でなくて構いません。相手の反応と、職場で変わったことを事実で述べます。

    「最後は落ち着いてお帰りになり、店長と相談して案内の仕方を変えました」

  4. STEP 4約15秒

    学んだことと、公務員でどう活かすか

    経験を公務員の窓口や現場につなげて締めます。ここが無いと「アルバイトの話」で終わります。

    「この経験を、窓口で住民の方の困りごとを聞き取る場面に活かしたいです」

  • STEP1 場面
  • STEP2 行動
  • STEP3 結果
  • STEP4 学び

料理の提供が遅れて叱られたお客様に対応した

面接官これまでにクレーム対応をした経験はありますか?

場面はい。飲食店のアルバイトで、混雑時に料理の提供が大幅に遅れ、お客様から「いつまで待たせるんだ」と強い口調で叱られたことがあります。

行動まずお待たせしたことをお詫びし、お話を伺いました。その場で「すぐ確認します」とだけ言うのではなく、厨房で注文の状況を確かめ、あと何分で出せるかを具体的にお伝えしました。その間、店長にも状況を報告しました。

結果お客様は落ち着いてお食事をされ、その後、店長と相談して、混雑時は注文を受ける際に待ち時間の目安をお伝えするようにしました。

学び怒りの多くは「先が見えない不安」から生まれると学びました。窓口でも、待ち時間や手続きの見通しを先にお伝えすることで、住民の方の不安を減らしたいと考えています。

「不快な思いをさせた経験」は、謝り方を見る質問

自分に非がある場面を聞かれたら、言い訳をせずに認め、すぐに報告し、再発を防いだところまで話します。「理不尽なクレーム」とは逆に、ここは非を認める謝罪をしてよい場面です。

相手を悪く言わない

「本当にひどいお客様で」と相手を下げると、窓口でも住民をそう見る人だと受け取られます。相手がどれだけ理不尽でも、事実だけを淡々と述べてください。

No experience

クレーム対応の経験がない人の答え方

接客のアルバイトをしていなくても問題ありません。面接官が見ているのは経験の有無ではなく、対応の順番を分かっているかです。答え方は2つあります。

A近い場面に置き換える

部活・サークル・ゼミ・ボランティアで、苦情や不満を受けた場面を探します。「クレーム対応と呼べるほどではありませんが」と前置きすれば、小さな出来事でも十分です。

例「接客の経験はありませんが、サークルの代表として近隣の方から騒音の苦情を受け、直接伺ってお話を聞いたことがあります。」

→ 「接客経験なし(サークル)」の例文

B経験はないと言い、仮定で答える

置き換えられる場面が本当に無ければ、正直に言ってから、どう対応するかを順番で述べます。職種別の例文の頭に、一言足すだけで使えます。

例「クレームに対応した経験はまだありません。もしそうした場面があれば、まずお話を最後まで伺い、事実を確認したうえで…」

→ 職種別の例文をそのまま使う

置き換えに使える場面

アルバイト(接客以外も)こんな出来事注文・予約の行き違い、長く待たせてしまった、品出し中に売り場を聞かれて怒られた公務員の仕事のどこにつながるか窓口で待たされた住民への対応、手続きの行き違い
部活・サークル・ゼミこんな出来事近隣からの騒音の苦情、メンバーや他団体からの不満の調整公務員の仕事のどこにつながるか地域からの苦情、利害の違う関係者の調整
ボランティア・地域活動こんな出来事参加者からの要望や不満、ルールを守らない参加者への声かけ公務員の仕事のどこにつながるか住民の要望を聞き、できる範囲を説明する
家族・身近な人こんな出来事家族の手続きに付き添い、窓口の説明が分かりにくくて困った公務員の仕事のどこにつながるか住民の側から見た「分かりにくさ」への気づき(視点として使う)

経験を作らない

ないはずの経験を話すと、「そのとき相手は何と言いましたか?」と細かく聞かれて必ず崩れます。経験がないことは減点になりませんが、作り話が見抜かれると大きく減点されます。
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No fault

こちらに非がない・決まりでできないときの断り方

公務員のクレームで多いのは、こちらに誤りはないのに、決まりでは応じられないことを求められる場面です。断るときは「理由」と「代わりの案」を必ずセットにします。

  1. 01受け止める

    気持ちと手間には、お詫びする

    「お急ぎのところ申し訳ありません」。非は認めなくても、相手の困りごとは受け止めます。ここを飛ばすと、正しい説明も届きません。

  2. 02理由

    根拠と公平性で断る

    「決まりなので」だけで終わらせず、「ほかの皆さまにも同じ条件でお願いしているため」と、なぜ応じられないかを伝えます。

  3. 03代わりの案

    できることを必ず一つ出す

    別の手続き・後日の対応・担当の窓口の案内など。「できません」で会話を切らず、次に何ができるかを示して終えます。

よくある要求と、断り方・代わりの案

「書類がなくても今日出してくれ」応じられない理由の伝え方本人確認や必要な書類の決まりは、ほかの方にも同じ条件でお願いしている代わりの案必要な書類の案内、郵送での請求や代理人での手続きの方法
「前の担当者はいいと言った」応じられない理由の伝え方要件は担当者によって変えられない代わりの案経緯を確認し、案内に誤りがあればお詫びして上司に報告
「税金を払っているんだから先にやれ」応じられない理由の伝え方順番は、すべての方に公平にするための決まり代わりの案待ち時間の目安を伝える、予約の仕組みがあれば案内する
「隣の家の騒音を今すぐやめさせろ」応じられない理由の伝え方住民どうしのトラブルに、行政がその場で強制できることには限りがある代わりの案市民相談や法律相談など、相談できる窓口を案内する
「県(市)の仕事だろう、なんとかしろ」応じられない理由の伝え方担当する役所や部署が違い、ここでは決められない代わりの案担当する窓口と連絡先を調べて、確実につなぐ

断る言い方の直し方

  1. 書き直し 1

    決まりを盾にするだけ

    前決まりなので、できません。

    後お急ぎのところ申し訳ありません。この手続きは、ほかの皆さまにも同じ書類をお願いしているため、今日この場ではお出しできません。代わりに、郵送で請求していただく方法があります。

    変えたところ:お詫び→公平性の理由→代わりの案の順に並べた。

  2. 書き直し 2

    非まで認めてしまう

    前こちらの説明が悪く、大変申し訳ございませんでした。すぐに対応いたします。

    後ご不快な思いをおかけして申し訳ありません。どのようなご案内だったか、経緯を確認させてください。

    変えたところ:事実が分からないうちは、気持ちへのお詫びにとどめ、事実確認に進んだ。

  3. 書き直し 3

    その場しのぎの約束

    前検討します。前向きに考えます。

    後この場ではお約束できません。担当の部署に確認し、○日までにお電話でご連絡します。

    変えたところ:曖昧な約束をやめ、できることと期限を具体的に示した。

Why

面接官がこの質問で見ている4つのポイント

市役所の窓口、警察の交番、学校の保護者対応。どの職種でも、公務員は住民の不満と向き合い続ける仕事です。面接官はこの質問で、次の4つを同時に確かめています。

  1. 01冷静さ

    感情に振り回されないか

    強い言葉を浴びても、事実を整理できるか。「この人が窓口に立ったら慌てないか」を思い浮かべています。

  2. 02傾聴

    怒りの裏の困りごとを聞けるか

    相手が本当に困っていることを聞き取れるか。同時に、非がないのに安易に謝る迎合をしないか。

  3. 03組織対応

    抱え込まず、丸投げもしないか

    自分でできる初めの対応をしたうえで、適切なときに上司や同僚とつながれるか。

  4. 04公平性

    強く言う人を特別扱いしないか

    声の大きい人だけを優遇すれば、ほかの住民に不公平になる。決まりに基づく対応を貫けるか。

NG

やってはいけないNG回答3つ

面接官は毎年多くの受験者を見ています。「この答え方の人は現場で苦労する」と感じる形は決まっています。

  1. NG 1

    「すぐに上司に相談します」で終わる

    「自分では判断できないので、上司に報告して指示を仰ぎます。」

    なぜダメか:組織を意識しているように見えて、「当事者意識がない」と映ります。現場で上司がいつもそばにいるとは限りません。

    こう直す:聞く・確かめる・説明するを自分で尽くしてから、「それでも難しいときは」上司に報告する順番にする。

  2. NG 2

    「毅然と対応します」だけ

    「不当な要求にはきっぱりお断りします。毅然とした態度で対応します。」

    なぜダメか:具体的な行動が一つも見えません。根拠を示さずに突っぱねれば、かえって大きなトラブルになります。

    こう直す:毅然とは態度を硬くすることではなく、決まりという根拠で、なぜできないかを説明し続けること。理由と代わりの案を言う。

  3. NG 3

    「まず謝ります」で非を認める

    「まずは私たちの対応が至らなかったことをお詫びします。」

    なぜダメか:事実が分からないうちに非を認めると、不当な要求の根拠にされるおそれがあります。ほかの住民との公平性も崩れます。

    こう直す:お詫びは「ご不快な思いをさせたこと」への共感にとどめ、事実を確かめてから対応を決める。

ほかにも避けたい答え

「検討します」とその場しのぎの約束をする(クレームが長引く原因になる)。最初から「クレーマー」と決めつける(正当な苦情が含まれているかもしれない)。「自分が我慢すれば済む」と一人で抱え込む(報告しない姿勢は、組織にとって最も困る)。

Follow-up

深掘り質問5つと答え方

クレーム対応の答えには、ほぼ必ず「もう一段悪くなったら?」が続きます。面接官が見たいのは、あなたがどこで対応を切り替えるかです。

  1. 1「説明しても納得せず、何時間も居座られたらどうしますか?」

    引き際の判断と、組織での対応ができるかを見ています。個人の我慢で解決しようとしないことが大切です。

    例「できる限り説明を尽くしますが、ほかの業務や来庁者に支障が出る場合は上司の判断を仰ぎ、書面での回答をお約束するなど、組織として対応を切り替えます。」

  2. 2「あなた自身の人格を否定するような暴言を言われたら?」

    個人と役割を切り離せるかを見ています。つらさは認めつつ、度を超えたら組織で対応すると述べます。

    例「私個人ではなく、行政への不満が向けられているのだと受け止め、職務として冷静に対応します。ただ、度を超えた暴言や脅しがあれば、上司に報告して組織で対応します。」

  3. 3「机を叩かれたり、物を投げられたりしたら?」

    身の危険があるときの安全の意識を見ています。ためらわず対応を切り替えることを言います。

    例「危険が生じた時点で対応を中断し、自分と周りの安全を最優先にします。周りの職員に助けを求め、必要なら警察に通報します。」

  4. 4「「動画を撮ってSNSに流すぞ」と言われたら?」

    今の時代のリスクへの認識と、圧力の中での判断力を見ています。圧力で対応を変えないことが軸です。

    例「拡散の圧力で対応を変えると公平性が損なわれます。落ち着いて対応を続けながら、すぐに上司に報告し、組織の方針に従います。」

  5. 5「確認したら、実はこちらのミスだったら?」

    非を認めるべきときに認められるかを見ています。ここで言い訳をすると、それまでの答えがすべて崩れます。

    例「すぐに誤りをお認めして率直にお詫びし、正しい対応をします。上司にも報告し、同じことが起きないよう職場で共有します。」

「対応の切り替え」を見せる

最初の答えでは聞くこと・受け止めることを強調し、深掘りで事態が悪くなったら安全の確保と組織の対応に切り替える。これは矛盾ではなく、状況に応じた判断です。「どこで切り替えるか」を筋道立てて言えれば、面接官は「現場で判断できる人だ」と受け取ります。

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この深掘りを、本番の前にAIで練習する

順番を覚えても、「それでも納得しなかったら?」と畳みかけられて詰まれば台無しです。AI公務員予備校なら、あなたの受験先に合わせて回答づくりから、声での深掘りの練習までできます。

  • 面接回答作成AIチャット(使い放題)「理不尽なクレームにどう対応しますか」と質問を指定すると、受験先に合わせた回答案・★評価・改善案と、次に聞かれそうな質問3つが返ってきます。
  • AI音声模擬面接(15分)深掘りしてほしいテーマに「クレーム対応」「ストレスへの対処」を入れておくと、AI面接官が声で深掘りしてきます。終わると評価レポート(PDF)が届きます。
  • ES作成AIチャット(使い放題)面接カード・ESの設問(「困難を乗り越えた経験」など)を指定すると、受験先に合わせた回答案・★評価・改善案が返ってきます。
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クレーム対応の答えを、AIに採点してもらう

無料体験のES採点なら、受験先と設問を入れて自分の答えを貼るだけで、AIが点数と直すところを返してくれます。面接で話す内容も、文字にして貼れば確かめられます。

  1. 1受験先(例:○○市 一般事務)を入れる
  2. 2設問に、下の文をコピーして貼る
  3. 3自分の答えを貼って採点する

設問に貼る文住民から理不尽なクレームを受けたら、あなたはどのように対応しますか。

Brush up

回答を仕上げる3つのコツ

  1. 01

    「公平性」の一言を入れる

    「不当な要求に応じると、決まりを守っているほかの住民に不公平になります」。この一言で、全体の奉仕者としての意識が伝わります。

  2. 02

    2種類のお詫びを言い分ける

    「ご不快な思いをさせたこと」へのお詫びと、「こちらの誤り」を認めるお詫びは別物。この違いを分かっていると伝われば、評価は上がります。

  3. 03

    声に出して練習する

    この質問は圧迫気味に聞かれることもあります。頭で分かっていても、緊張の中で話せなければ意味がありません。誰かに面接官役を頼んで、口に出して練習します。

話す前の最終チェック

  • 最初の一言が「上司に相談します」になっていない
  • お詫びが「不快な思いへのお詫び」で、事実が分かる前に非を認めていない
  • できないことを断るときに、理由(決まり・公平性)と代わりの案がある
  • 最後に上司への報告と、組織での共有が入っている
  • 志望する職種の場面(窓口・交番・救急・学校など)に合わせてある
  • 声に出して30秒〜1分に収まる

Q&A

クレーム対応の質問のよくある質問

クレーム対応の経験が一度もありません。どう答えればいいですか?

経験がないこと自体はマイナスになりません。面接官が見ているのは経験の有無ではなく、対応の順番を分かっているかです。部活・サークル・ゼミで苦情や不満を受けた場面があればそれに置き換え、なければ正直に「経験はありませんが」と言ってから、どう対応するかを順番で述べます。

→ 経験がない人の答え方

「上司に相談します」と言うと評価が下がりますか?

上司への相談そのものは、一人で抱え込まない姿勢としてむしろ評価されます。問題は順番です。最初から丸投げするのではなく、話を聞き、事実を確かめ、説明を尽くしたうえで、それでも難しいときに状況を整理して報告する、という流れで話してください。

こちらに非がないのに、謝ってもいいのですか?

謝ってかまいません。ただし、お詫びするのは「ご不快な思いをさせたこと」「お待たせしたこと」など相手の気持ちや手間に対してです。事実が分からないうちに「こちらの対応が間違っていました」と認めるのは別物で、公平性の面から避けます。この区別を言葉にできると評価が上がります。

この質問は圧迫面接で使われますか?

使われることがあります。答えに対して「それでもダメだったら?」「冷たいと思われませんか?」と畳みかけてくる形です。面接官は答えの中身だけでなく、追い詰められたときの表情や声の落ち着きを見ています。対応の順番を体に入れておけば、何を聞かれても順番に沿って答え直せます。

「カスハラ」という言葉を使ってもいいですか?

使ってもかまいませんが、言葉を知っていること自体は評価になりません。大切なのは、正当な苦情と不当な要求を分けて考えられることです。カスハラへの対策は自治体でも進んでいるので、志望先が方針を公表していれば、読んだうえで触れると情報収集の姿勢が伝わります。

回答はどのくらいの長さがいいですか?

最初の答えは30秒〜1分(200〜400字)が目安です。対応の順番を短くまとめ、細かいところは深掘りで聞かれたときに広げます。最初から長く話すと、要点を整理する力がないと見られます。

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あわせて準備したい質問

Series

弱さ・逆境への向き合い方は、3問セットで聞かれる

「短所は?」「理不尽なクレームにどう対応する?」「困難を乗り越えた経験は?」は、どれも自分の弱さや逆境を認めて、立て直す力を別の角度から見る質問です。どの答えでも、うまくいかない場面から目をそらさず、どう動いたかを語れるようにそろえておきましょう。

職種別の面接対策

青島一平

この記事の監修

青島 一平 AI公務員予備校 代表

  • 元県庁職員(知事直轄の部署などで5年)
  • 博士(神戸大学大学院)
  • スキルシェアで受験生を支援
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