AI公務員予備校

面接カード・ESの頻出欄

「困難を乗り越えた経験」「失敗から学んだこと」公務員の面接カード・ESの書き方と例文

面接官が見ているのは、話の大きさではなく「つまずいたとき、どう立て直す人か」。 困難と失敗で聞いていることの違いを押さえて、原因の見立てと自分の行動を具体的に書けば合格点です。

DIFFERENCE

「困難」と「失敗」は、聞いていることが違う

  1. 原因のありか

    困難
    自分の外(人手・予算・環境・高い目標)
    失敗
    自分の中(ミス・判断・準備不足)
  2. 話の形

    困難
    壁をどう越えたか
    失敗
    ミスをどう認めて直したか
  3. 見せる力

    困難
    粘り強さ・周りを巻き込む力
    失敗
    誠実さ・再発を防ぐ仕組みづくり

書く順番はどちらも同じ

  1. 何が起きたか
  2. 原因
  3. 行動・結果
  4. 学び

監修:青島一平(元県庁職員・AI公務員予備校 代表)|公開 |更新

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Template

書き方の型:困難も失敗も、4ステップで書ける

「STAR+L法」(状況・課題・行動・結果・学び)の5つの要素を、書きやすい4ステップにまとめました。困難も失敗も同じ骨組みです。差がつくのはSTEP 3の行動。字数の半分以上をここに使います。

  1. STEP 1

    状況と、ぶつかった壁(失敗)

    いつ・どこで・何が起きたかを1〜2文で。困難なら外から来た壁を、失敗なら自分のミスを、ぼかさずに書きます。

    「ゼミの共同研究で、発表の1か月前にメンバー2人が動けなくなり、作業が半分止まりました」

  2. STEP 2

    なぜそうなったかの見立て

    困難なら壁の仕組み(分担・情報・予算のずれ)を、失敗なら自分の側の原因を、一つに絞ります。「運が悪かった」「相手が悪かった」で止めません。

    「分担が個人任せで、誰が何をどこまで進めたか見えていなかったことが原因でした」

  3. STEP 3

    自分が起こした行動と、その結果

    字数の半分以上をここに。「頑張った」ではなく、何を・誰に・どう変えたかを書きます。失敗なら「報告・謝罪」→「仕組みで再発を防ぐ」の順。結果は数字か、前後の変化で。

    「共有の進捗表と毎週15分の確認会を提案し、作業を組み直した結果、期日どおりに発表できました」

  4. STEP 4

    学びと、入庁後の活かし方

    「〇〇の大切さを学んだ」で終わらせず、次から行動をどう変えたか、公務員の仕事のどこで使うかまで書きます。

    「状況を見える形にして役割を組み直す力を、欠員があっても仕事を止めない行政の現場で活かします」

字数ごとの配分の目安

面接カード・ESの字数は受験先で違います。どの字数でも、行動(STEP 3)を削らないのが鉄則です。

150〜200字STEP 1〜2(何が起きたか・原因)合わせて1文にまとめるSTEP 3(行動・結果)全体の6割。具体的な行動を1つか2つSTEP 4(学び)1文で締める
250〜300字(標準)STEP 1〜2(何が起きたか・原因)それぞれ1文STEP 3(行動・結果)全体の半分。行動の順番と結果までSTEP 4(学び)入庁後の活かし方まで1〜2文
350〜400字STEP 1〜2(何が起きたか・原因)背景も少し説明できるSTEP 3(行動・結果)なぜその行動を選んだか・迷ったことまでSTEP 4(学び)今ならどうするか、まで書ける

よくある失敗:「気をつけるようにしました」で終わる

添削で一番多い形です。面接官が知りたいのは「気をつける」の中身。どんなルールを作ったか、どんな仕組みに変えたかまで書くと、評価が大きく変わります。

面接で話すときも同じ型

口頭で「困難を乗り越えた経験を教えてください」と聞かれたら、この型で1分前後(300字ほど)に収めます。面接カードに書いた話と中身をそろえておきましょう。

Examples

「困難を乗り越えた経験」の例文5パターン

部活・アルバイト・ゼミ・サークルなど、自分に近い題材を選んでください。色は書き方の型のステップです。構成はそのまま使い、灰色の「原因」と赤の「行動・結果」を自分の経験に置き換えます。

  • STEP1 何が起きたか
  • STEP2 原因
  • STEP3 行動・結果
  • STEP4 学び

けが人が続いた部活で、練習の組み立てを変える

何が起きたか大学のバスケットボール部で、大会前の2か月間にけが人が続き、試合に出られる部員が8人まで減ったことが最大の困難でした。

原因部員で話し合うと、練習メニューが上級生の感覚で決まり、疲れがたまったまま強度の高い練習を続けていたことが分かりました。

行動・結果私は副主将として、練習後の疲れ具合を全員が毎日記録する表を作り、トレーナーの助言をもとに週2回の軽い練習日を設けるよう主将と監督に提案しました。その結果、大会までの間に新たなけが人は出ず、目標だった県ベスト8に入ることができました。

学び感覚ではなく記録で状況を見立て、周りを巻き込んで仕組みを変える力は、限られた人員で業務を回す行政の仕事でも活かせると考えています。

Difference

「困難」と「失敗」の違いは、原因が外にあるか内にあるか

2つは似ていますが、聞いていることが違います。困難の欄に自分のミスの話を書くと「失敗を困難にすり替えた」、失敗の欄に外のせいの話を書くと「他責」に見えます。

原因のありか困難を乗り越えた経験自分の外(人手不足・予算・環境・高い目標など)失敗から学んだこと自分の中(ミス・判断の誤り・準備不足・慢心など)
話の形困難を乗り越えた経験外から来た壁を、どう越えたか失敗から学んだこと自分のミスを、どう認めて直したか
見せる力困難を乗り越えた経験粘り強さ・実行力・周りを巻き込む力失敗から学んだこと誠実さ・原因を分析する力・再発を防ぐ仕組みづくり
書き出しの例困難を乗り越えた経験「〜したことが困難でした」失敗から学んだこと「〜してしまったことが最大の失敗です」
題材の例困難を乗り越えた経験引き継ぎ不足で顧客が離れた/メンバーが抜けた失敗から学んだこと確認を省いて間違った書類を送った/連絡を抱え込んだ
落とし穴困難を乗り越えた経験「周りが悪かった」で終わる失敗から学んだこと失敗を長所の話にすり替える

迷ったら「原因はどこか」で振り分ける

「アルバイト先の売上が落ちた」は、立地や景気が原因なら困難、自分の接客が原因なら失敗。「サークルの退会者が続いた」は、練習の組み立てなど仕組みが原因なら困難、自分の運営ミスが原因なら失敗です。

「失敗を乗り越えた経験」は失敗の型で

「失敗を乗り越えた経験」と聞かれたら、失敗の型で書き、STEP 3の立て直しを厚めにします。「困難」の話に置き換えないでください。

設問の呼び名が違うときは

面接カード・ESや面接での聞かれ方は受験先でさまざまですが、書く型はこの2つのどちらかです。

困難を乗り越えた経験・最も困難だったこと使う型困難の型気をつけること外から来た壁の中身と、自分が動いたことを中心に
苦労したこと・挫折経験使う型困難の型気をつけること挫折なら、目標に届かなかった事実を正直に書き、立て直しに字数を使う
失敗から学んだこと・失敗談・失敗経験使う型失敗の型気をつけること自分のミスを正面から。報告・お詫びと、再発を防ぐ仕組みを必ず入れる
失敗を乗り越えた経験使う型失敗の型気をつけることSTEP 3の立て直しを厚めにする
困難にどう向き合いますか(困難の乗り越え方)使う型考え方+経験気をつけること先に「原因を見立てて、一人で抱えず動く」など姿勢を一言、次に経験を1つ短く

Failure

「失敗から学んだこと」の例文3パターン

失敗の欄は、自分のミスを正直に認めるところから始めます。色は書き方の型のステップです。STEP 3は「報告・お詫び」→「仕組みで再発を防ぐ」の順で書きます。

  • STEP1 何が起きたか
  • STEP2 原因
  • STEP3 行動・結果
  • STEP4 学び

注文の伝え忘れで、お客様をお待たせしてしまった

何が起きたかカフェのアルバイトで、混雑時に注文を伝え忘れ、お客様を20分お待たせしてお叱りを受けたことが最大の失敗です。

原因振り返ると、忙しい時間帯は口頭だけで注文を伝える習慣があり、私自身も確認を省いていたことが原因でした。

行動・結果すぐに店長へ報告してお詫びし、再発を防ぐために、伝票に必ず書くルールと、受け渡しの際に声に出して確認し合う流れを提案しました。店長と相談して全スタッフで運用を始めた結果、その後は伝え忘れによるミスがなくなりました。

学び失敗を自分の不注意で終わらせず、仕組みを見直して再発を防ぐことの大切さを学びました。正確さが求められる行政の事務でも、この姿勢を大切にします。

失敗は「小さくても本物」を選ぶ

取り返しのつかない大失敗を探す必要はありません。伝え忘れ・準備不足・抱え込みのような、誰にでもある失敗で十分です。大切なのは、原因を自分の側に見つけて、仕組みで直したかどうかです。

Career

社会人・転職者の例文4パターン(困難2・失敗2)

社会人経験者は、原則として前職の経験で書きます。面接官は「その経験が、公務員の仕事でどう活きるか」を学生より強く見ています。STEP 4で行政の仕事の場面に結びつけてください。

  • STEP1 何が起きたか
  • STEP2 原因
  • STEP3 行動・結果
  • STEP4 学び

引き継いだエリアの顧客離れを、情報の共有で止める

何が起きたか前職の営業職で、担当を引き継いだエリアの顧客離れが続いたことが困難でした。

原因原因は、前任者からの引き継ぎが不十分で、顧客の情報が担当者の頭の中にしかなかったことでした。

行動・結果私は1か月で全顧客を訪問して不満を直接伺い、その内容をチームの共有データベースにまとめて、顧客ごとの対応状況を誰でも見られるようにしました。さらに定期的に連絡する担当と時期を決めて運用した結果、半年で解約率を大きく下げることができました。

学び仕事を属人化させず、チーム全体で共有できる仕組みに変えることの大切さを学びました。数年ごとに異動がある行政でも、引き継ぎで仕事の質を落とさない工夫に活かします。

前の職場の悪口にしない

困難の原因に前職の体制を挙げるのは構いませんが、「上司が無能だった」「会社がひどかった」と読める書き方は避けます。原因は「仕組み」として書き、自分がどう動いたかに字数を使います。

転職の理由と一本の線にする

社会人は「なぜ今の仕事を辞めて公務員に?」とセットで聞かれます。この欄の学び(仕組みづくり・調整など)を、転職の理由や志望動機と同じ方向にそろえると、話がぶれません。

Topics

題材の選び方:部活・アルバイト・ゼミ・チーム

話の大きさより、「原因を見立てて、自分で動いて、仕組みで直した」流れを語れるかで選びます。題材ごとの書きやすい例を並べました。

部活・サークル困難の例けが人・退会者が続いた/初心者と経験者の差失敗の例連絡の行き違い/練習計画の見込み違い見せやすい力チームをまとめる力・調整力
アルバイト困難の例人手不足/新人が定着しない/クレームが続いた失敗の例注文・連絡の伝え忘れ/レジの金額の誤り見せやすい力現場の工夫・正確さ・住民対応に近い力
ゼミ・研究困難の例メンバーが抜けた/意見がまとまらない失敗の例準備不足で発表に間に合わなかった見せやすい力計画性・分析力
チーム・委員会困難の例予算が減った/役割分担のずれ失敗の例一人で抱え込んで締切に遅れた見せやすい力合意づくり・周りを巻き込む力
学業・資格困難の例苦手科目・資格試験での伸び悩み失敗の例勉強の計画を立てずに不合格見せやすい力粘り強さ・自己管理
仕事(社会人)困難の例引き継ぎ不足/制度の切り替えで問い合わせが急増失敗の例書類のミス/締切の遅れ見せやすい力業務改善・再発防止の仕組みづくり

チームの話でも、主語は「私」

「チームで困難を乗り越えた経験」を書くときほど、「みんなで頑張った」になりがちです。チームの中で自分が何を提案し、何を引き受けたかを必ず書きます。

避けたい題材

生活のこと(朝起きられない)、恋愛・家庭の込み入った事情、違法や危険な行動が絡む話は、組織で働く力が伝わりにくいので避けます。
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Why

面接官がこの欄で見ている3つのこと

民間の就職活動では大胆な挑戦が評価されがちですが、公務員は確実に仕事を回すことが求められます。だから地道な工夫や、再発を防ぐ仕組みづくりが高く評価されます。

  1. 01仕組み化

    再発を防ぐ仕組みを作れるか

    個人の気合ではなく、ルール・確認の流れ・共有の表など「仕組み」で直せるか。行政の失敗は住民の信頼に直結するため、ここを最も見ています。

  2. 02冷静さ

    つまずいたとき、落ち着いて動けるか

    窓口やクレームの場面でも慌てずに対応できるか。困ったときに感情的にならず、状況を整理して動ける人かを見ています。

  3. 03当事者意識

    人や環境のせいにしないか

    原因が外にあっても、自分の行動で状況を変えようとしたか。他責の話は、それだけで大きく評価を下げます。

NG

やってはいけないNG例4つ

書いた本人は気づきにくい落とし穴です。自分の文が当てはまっていないか確かめてください。

  1. NG 1

    話が小さすぎる

    「朝起きるのが苦手だったので、目覚まし時計を3つ買って克服しました。」

    なぜダメか:生活の中の話で、組織で働く力が測れません。原因の見立ても、周りとの関わりもありません。

    こう直す:部活・アルバイト・ゼミなど、人と関わりながら壁や失敗に向き合った話を選ぶ。

  2. NG 2

    失敗を長所にすり替える

    「集中しすぎて周りが見えなくなるのが失敗ですが、そのおかげで大会で優勝できました。」

    なぜダメか:質問をはぐらかしていると受け取られます。公務員の面接では、本物の失敗を話せる誠実さが見られています。

    こう直す:周りに迷惑をかけた場面を正直に書き、原因と直し方に字数を使う。

  3. NG 3

    学びが抽象的すぎる

    「この経験から、コミュニケーションの大切さを学びました。」

    なぜダメか:誰でも書ける締めくくりです。何が足りず、次からどう行動を変えたのかが見えません。

    こう直す:「連絡は共有の掲示板に載せ、確認を取るようにした」のように、変えた行動まで書く。

  4. NG 4

    人のせいにする

    「メンバーが非協力的だったので、目標を達成できませんでした。」

    なぜダメか:他責は一発で評価を下げます。公務員の仕事は、協力してくれない相手とも進めなければなりません。

    こう直す:非協力の理由を自分で聞きに行った、分担を組み直した、など自分の行動に焦点を当てる。

「短所」の欄でも、長所へのすり替えは同じように嫌われます。 短所の答え方 もあわせて確かめてください。

Follow-up

面接での深掘り質問5つと答え方

面接カードに書いた内容は出発点にすぎません。本番では「なぜ?」「今ならどうする?」と掘り下げられます。丸暗記は深掘りの瞬間に崩れるので、書いた一文ごとに問い返す練習をしておきましょう。

  1. 1「なぜ投げ出さずに取り組んだのですか?」

    責任感や、周りの役に立ちたいという気持ちなど、自分の内側の理由で答えます。

    例「副主将を任された以上、最後まで試合に出られるチームを残すのが自分の役目だと考えたからです。」

  2. 2「そのとき、正直どう思いましたか?」

    落ち込んだ・焦ったなど、人間らしい気持ちを認めてから、どう立ち直ったかを話します。

    例「最初はかなり落ち込みました。ただ、落ち込んでいても状況は変わらないと思い、まず原因を確かめることから始めました。」

  3. 3「今ならもっと上手くやれることはありますか?」

    当時の自分を振り返り、改善点を一つ即答できるかを見ています。成長した今の視点で答えます。

    例「今なら、問題が大きくなる前の段階で、もっと早く周りに相談していたと思います。」

  4. 4「周りの人は、そのとき何をしていましたか?」

    チームの話ほど聞かれます。周りを持ち上げつつ、自分が担った役割をはっきり言います。

    例「主将は練習の指揮を、私は記録と監督への提案を受け持ちました。」

  5. 5「その学びを、住民からのクレーム対応にどう活かしますか?」

    経験から得た教訓を、行政の具体的な場面に結びつけて答えます。

    例「まず相手の話を最後まで聞き、何に困っているのかを確かめてから、できることとできないことを整理してお伝えします。」

AI公務員予備校

書いた内容の深掘りを、本番の前にAIで練習する

面接カードに書いた「困難を乗り越えた経験」「失敗から学んだこと」は、面接で必ず掘り下げられます。AI公務員予備校なら、あなたの受験先に合わせて、文章づくりから声での深掘りの練習までできます。

  • ES作成AIチャット(使い放題)面接カード・ESの設問を指定すると、受験先に合わせた回答案・★評価・改善案が返ってきます。
  • 面接回答作成AIチャット(使い放題)「困難を乗り越えた経験を教えてください」と質問を指定すると、回答案・★評価・改善案と、次に聞かれそうな質問3つが返ってきます。
  • AI音声模擬面接(15分)深掘りしてほしいテーマに「困難を乗り越えた経験」「失敗から学んだこと」を入れておくと、AI面接官が声で深掘りしてきます。終わると評価レポート(PDF)が届きます。
面接対策の機能をくわしく見る →

Free ・ 登録不要

書いた文を、AIに採点してもらう

無料体験のES採点なら、受験先と設問を入れて自分の文を貼るだけで、AIが点数と直すところを返してくれます。失敗の欄なら、設問の「困難を乗り越えた経験」を「失敗から学んだこと」に書き換えて貼ってください。

  1. 1受験先(例:○○市 一般事務)を入れる
  2. 2設問に、下の文をコピーして貼る
  3. 3自分の書いた文を貼って採点する

設問に貼る文これまでに困難を乗り越えた経験と、そこから学んだことを書いてください。(200字程度)

Brush up

提出する前の仕上げ

  1. 01

    行動に字数の半分以上を使う

    状況の説明や結果の報告が長いと、肝心の「どう考え、どう動いたか」が薄くなります。削るなら状況から削ります。

  2. 02

    自己PR・ガクチカと別の話にする

    面接カードの中で同じ話を2回使わない。ただし、学びや強みの方向は自己PRとそろえると、一人の人物像になります。

  3. 03

    書ききらずに余白を残す

    細部まで書き込むと、面接で話すことがなくなります。「もっと聞きたい」と思わせる程度で止めます。

提出する前の最終チェック

  • 困難の欄は外から来た壁、失敗の欄は自分のミスの話になっている
  • 原因を一つに絞って書いている(「運が悪かった」で止めていない)
  • 「私は」何をしたかが、行動の主語になっている
  • 失敗なら、報告・お詫びと、再発を防ぐ仕組みが入っている
  • 学びが「〇〇の大切さ」で終わらず、変えた行動と入庁後の場面まで書いている
  • 人や前の職場のせいにしていない

Q&A

困難・失敗の欄のよくある質問

困難も失敗も、大した経験が思いつきません。

大きな出来事である必要はありません。アルバイトの工夫、ゼミの意見の食い違い、苦手な科目の克服も立派な題材です。面接官が見ているのは話の大きさではなく、「原因を見立てて、自分で動いて、仕組みで直した」という流れを語れるかどうかです。ただし「朝起きられない」のような生活の話だけは避けてください。

「困難」と「失敗」の両方を聞かれたら、同じ話を使っていいですか?

できるだけ別の話を用意してください。同じ話を使うと、経験の引き出しが少ない印象になります。外から来た壁の話は困難に、自分のミスの話は失敗に振り分けると、それぞれの設問にぴったり合います。

社会人ですが、学生時代の話を使ってもいいですか?

原則は前職の経験を使います。社会人経験があるのに学生時代の話をすると、「社会人になってからの成長が見えない」と受け取られかねません。職歴が1年未満など短い場合は、学生時代の話でも構いません。転職の理由とあわせて聞かれることが多いので、話の筋をそろえておきましょう。

→ 「なぜ今の仕事を辞めて公務員に?」の答え方

欄が150字しかありません。この型は使えますか?

使えます。STEP 1と2を1文にまとめ、STEP 3の行動に全体の6割を使い、STEP 4の学びは1文で締めます。字数が少ないほど、行動が具体的かどうかで差がつきます。

「挫折経験」「苦労したこと」と聞かれたら、どう書けばいいですか?

書き方は「困難を乗り越えた経験」と同じ型で構いません。「挫折」と聞かれたときは、一度うまくいかなかったこと(目標に届かなかった・続けられなかった)を正直に書き、そこからどう立て直したかに字数を使います。挫折したままで終わらせないことが大切です。

ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)と同じ話でもいいですか?

面接カードの中で同じ話を2回使うのは避けましょう。ガクチカは「力を入れて取り組んだこと」、この欄は「つまずいたときの立て直し方」と、見せたいところが違います。ガクチカと別の話を選ぶか、同じ活動でも別の場面を切り出してください。

→ ガクチカの書き方と例文

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Series

弱さと逆境への向き合い方は、3問セットで聞かれる

「短所」「理不尽なクレームへの対応」「困難を乗り越えた経験・失敗から学んだこと」は、どれも「自分の弱さや逆境を認めて、立て直せる人か」を別の角度から確かめる質問です。3つの答えで、立て直し方の軸をそろえておきましょう。

  1. 1「あなたの短所は?」自分の弱さをどう自覚し、どう補っているか答え方を見る →
  2. 2「理不尽なクレームにどう対応しますか?」相手の強い言葉にどう向き合うか答え方を見る →
  3. 3この記事「困難を乗り越えた経験・失敗から学んだことは?」つまずいたとき、どう立て直したか

職種別の面接対策

青島一平

この記事の監修

青島 一平 AI公務員予備校 代表

  • 元県庁職員(知事直轄の部署などで5年)
  • 博士(神戸大学大学院)
  • スキルシェアで受験生を支援
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